<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>

<rdf:RDF
 xmlns="http://purl.org/rss/1.0/"
 xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
 xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
 xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
 xml:lang="ja"
>

<channel rdf:about="https://kantoko.com/blog/feed/rss10/">
<title>関東塗料工業組合 かんとこうブログ</title>
<link>https://kantoko.com/blog/</link>
<description>かんとこうブログ</description>
<dc:language>ja</dc:language>
<dc:date>2026-10-23T04:16:49+09:00</dc:date>
<items>
<rdf:Seq>
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91260/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91259/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91257/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91250/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91254/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91255/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91251/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91253/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91252/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91249/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91247/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91246/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91248/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91243/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91239/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91244/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91245/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91242/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/10/91241/" />
<rdf:li rdf:resource="https://kantoko.com/blog/2026/09/91240/" />
</rdf:Seq>
</items>
</channel>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91260/">
<title>関東学生連合チームの構成が発表されました・・本家の「俺たちの箱根駅伝」</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91260/</link>
<description>一昨日、関東学生陸上競技連盟から来年1月2日・3日に行われる箱根駅伝の「関東学生連合」のチーム構成が発表されました。10月から始まった日テレのテレビドラマ「俺たちの箱根駅伝」で話の中心となるのが、この「選りすぐり」チームである「関東学生連合」であり、このモデルとなったのが、昨日発表された「関東学生連合」チームです。この「関東学生連合」は、予選会で出場権を得られなかったチームから選抜される形で、「関東学連選抜」の名称で、2003年から参加するようになりました。これまでの最高成績は2008年の総合4位（往路・復路とも4位）ですが、この年を含め2007年から2013年までは、順位がつき記録が認められる正式参加でした。ドラマの中では、山下智久演じる監督が「3位以内を目指す」と公言していますが、この3位以内というのはこれまでの最高順位を意識してのことだと思われます。ただし現在はオープン参加で、順位も記録も参考記録で正式には残りません。下表に「関東学連選抜」「関東学生連合」の全成績を示します。またこれまでの中で、記念大会のためチーム数が増えたことにより、このチームの参加が見送られた大会が2回（2014年、2024年）ありました。交通規制との関係だと思いますが、この年選ばれたはずの選手たちはさぞかし残念な思いをしたことでしょう。今年は、チーム枠として予選会で惜しくも選に漏れた11位から20位までのチームから1名ずつの10名と、個人枠として21位以下のチームから予選会の成績順（留学生を除く）で6名の合計16名です。以前は予選会の成績の上位から各大学1名ずつ16名が選ばれていましたが、2026年からこの方式に代わりました。選ばれた16名の中から本番では10名が走ることになるのは他のチームと同じです。1名が出場できるチーム枠として発表されたのは次の10チームで、12月10日のエントリーでそのチームの誰が走るのかが発表されます。国士舘大学、武蔵野学院大学、立教大学、明治大学、東京国際大学駿河台大学、麗澤大学、筑波大学、拓殖大学、日本薬科大学　　　です。チーム枠21位以下の大学から予選会の成績順に選ばれたのが以下の6名です。　　　　　　監督は予選会11位のチームの監督が、コーチは予選会12位と13位のチームの監督がそれぞれ選ばれています。　　大学別に出場する20チームとは別に、記録は残らないながら、同じ大学の出場できなかった仲間たちの思いも背負って走る「関東学生連合」チームに声援を送りたいと思います。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-22T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179258631056092000" class="cms-content-parts-sin179258631056099000"><p>一昨日、関東学生陸上競技連盟から来年1月2日・3日に行われる箱根駅伝の「関東学生連合」のチーム構成が発表されました。10月から始まった日テレのテレビドラマ「俺たちの箱根駅伝」で話の中心となるのが、この「選りすぐり」チームである「関東学生連合」であり、このモデルとなったのが、昨日発表された「関東学生連合」チームです。</p><p>この<span style="font-size: 1rem;">「関東学生連合」は、予選会で出場権を得られなかったチームから選抜される形で、「関東学連選抜」の名称で、2003年から参加するようになりました。<strong>これまでの最高成績は2008年の</strong></span><strong style="font-size: 1rem;">総合4位（</strong><strong style="font-size: 1rem;">往路・復路とも4位）</strong><span style="font-size: 1rem;">ですが、この年を含め2007年から2013年までは、順位がつき記録が認められる正式参加でした。ドラマの中では、山下智久</span><span style="font-size: 1rem;">演じる監督が「3位以内を目指す」と公言していますが、この3位以内というのはこれまでの最高順位を意識してのことだと思われます。ただし現在はオープン参加で、順位も記録も参考記録で正式には残りません。</span></p><p>下表に「関東学連選抜」「関東学生連合」の全成績を示します。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-4fdfb96c911c23721be3f80f1e0fa911.png" alt="" /></p><p>またこれまでの中で、<strong>記念大会のためチーム数が増えたことにより、このチームの参加が見送られた大会が2回（2014年、2024年）</strong>ありました。交通規制との関係だと思いますが、この年選ばれたはずの選手たちはさぞかし残念な思いをしたことでしょう。</p><p>今年は、<strong>チーム枠として予選会で惜しくも選に漏れた11位から20位までのチームから1名ずつの10名</strong>と、<strong>個人枠として21位以下のチームから予選会の成績順（留学生を除く）で6名の合計16名</strong>です。以前は予選会の成績の上位から各大学1名ずつ16名が選ばれていましたが、2026年からこの方式に代わりました。選ばれた16名の中から本番では10名が走ることになるのは他のチームと同じです。</p><p><span style="font-size: 1rem;">1名が出場できる</span>チーム枠として発表されたのは次の10チームで、12月10日のエントリーでそのチームの誰が走るのかが発表されます。</p><div style="text-align: center;"><strong>国士舘大学、武蔵野学院大学、立教大学、明治大学、東京国際大学</strong></div><div style="text-align: center;"></div><div style="text-align: center;"><strong>駿河台大学、麗澤大学、筑波大学、拓殖大学、日本薬科大学</strong></div><div style="text-align: center;">　　　</div><div></div><div>です。チーム枠21位以下の大学から予選会の成績順に選ばれたのが以下の6名です。</div><div>　　　</div><div></div><div style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-c7e7b9d1d46a5a5ea60860eba1151e2a.png" width="400" height="169" alt="" /></div><div style="text-align: center;">　　　</div><div style="text-align: left;">監督は予選会11位のチームの監督が、コーチは予選会12位と13位のチームの監督がそれぞれ選ばれています。</div><div style="text-align: left;">　　</div><div style="text-align: left;">大学別に出場する20チームとは別に、記録は残らないながら、同じ大学の出場できなかった仲間たちの思いも背負って走る「関東学生連合」チームに声援を送りたいと思います。</div><div style="text-align: center;"></div></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91259/">
<title>原油の輸入について・・これまでのまとめ</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91259/</link>
<description>例月ですと今頃は石化工業協会から、主要石化製品の前月の生産数量が発表されているのですが、今月は29日と遅いため、石化製品の代わりに原油の輸入動向についてご紹介したいと思います。出典は、経産省の石油統計確報と財務省の貿易統計確報です。最初に石油統計から原油の動きがわかる部分の統計数字をご覧ください。数字が細かいので見にくいかと思いますが、原油の主な動きは色付けした部分でわかります。すなわち供給はほぼ輸入、そして消費はほぼ精製であり、その精製物も当然輸入原油からのものがほとんどを占めることになります。下図の右図は、消費数量（黄緑地）と精製数量（薄グレー地）、さらに精製数量のうちの輸入原油由来のもの（薄紫地）推移を表していますが、1本のグラフにしか見えません。しかし拡大するとわずかに差がありながらほぼ重なっているのがわかります。これほどよく一致しています。これが日本の原油動向のよく表しています。下図左の上は輸入原油量（水色地）と消費量（黄緑地）の推移ですが、こちらはさすがに少し重ならないところがありますが、輸入については、4月における大きな落ち込みから回復したように見えますが、実は中身が少し異なっています。また消費の方は4月の落ち込みにおいても変化なく精製が行われているように見えますが、これは備蓄原油の放出により不足分がカバーされたためです。下図左の下は、原油の在庫量の推移を示していますが、これはほぼ一定となっています。在庫というと何か特別な倉庫やタンクで取っておくイメージですが、これらの量はおそらく油槽所と精製所の設備、配管の中に存在しているものの合計ではないかと推定しています。いずれにせよ、こうした原油の「在庫」は、常に一定量存在し、増減はありません。さて話を今年の4月5月前後の輸入原油に戻します。石油統計では、毎月の国別輸入数量を発表しています。輸入全体と中東全体からの輸入の輸入数量のグラフを比較すると5月以降に差があることがわかります。（下図上段）輸入全体では見事なv字回復ですが、中東からの原油、サウジアラビアやアラブ首長国連邦からの原油は、まだ回復のさなかにあります。そして目を転じるとアメリカの原油が急増していることがわかります。つまり一見回復しているように見える輸入原油ですが、中東からの分はまだ完全回復ではなく、不足分はアメリカからの輸入で補っているということになります。このほかの輸入元を見ても状況は似ており、中東からはまだ復活できておらず、この中では中南米からの輸入が増えています。（上のグラフとは縦軸の取り方が違っており、この5枚のグラフはいずれも百万kl/月以下の数量です）中東からはまだ元に戻っていないということです。最後に財務省の貿易統計から、アメリカおよび中東からの輸入数量の推移と輸入単価、および1バレルあたりの単価を示します。財務省の数値からも中東からの原油がまだ十分でなく、不足分をアメリカ原油が補っています。また輸入単価が著しく上昇しており9月時点でも100＄/バレル程度の価格になっています。輸入単価（円/Ｌ）を国際比較しやすいus＄/バレルに換算し、WTIと比較した図も下段に載せました。今年2月まではアメリカ産、中東産でほぼ差がありませんでしたが、3月以降は一貫してアメリカ産の方が高くなっています。これは輸送経路が長くなることもありある程度やむをえないことではありますが、我々塗料製造業にとってはコストアップ要因になっていることには違いありません。最後に付け加えますが、これは原油の話です。原油の輸入数量はほぼ元に戻っていますが、輸入ナフサは違います。まだ元にはもどらず、少ないまま（政府の予定では年内2024年実績の85％程度）推移しています。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-21T12:50:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179255486918548400" class="cms-content-parts-sin179255486918555600"><p>例月ですと今頃は石化工業協会から、主要石化製品の前月の生産数量が発表されているのですが、今月は29日と遅いため、石化製品の代わりに原油の輸入動向についてご紹介したいと思います。出典は、経産省の石油統計確報と財務省の貿易統計確報です。</p><p>最初に石油統計から原油の動きがわかる部分の統計数字をご覧ください。</p><p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-d0770d2cf301fe30e427fc2f5172e9e1.png" alt="" /></p><p>数字が細かいので見にくいかと思いますが、原油の主な動きは色付けした部分でわかります。すなわち供給はほぼ輸入、そして消費はほぼ精製であり、その精製物も当然輸入原油からのものがほとんどを占めることになります。</p><p>下図の右図は、消費数量（黄緑地）と精製数量（薄グレー地）、さらに精製数量のうちの輸入原油由来のもの（薄紫地）推移を表していますが、1本のグラフにしか見えません。しかし拡大するとわずかに差がありながらほぼ重なっているのがわかります。これほどよく一致しています。これが日本の原油動向のよく表しています。</p><p>下図左の上は輸入原油量（水色地）と消費量（黄緑地）の推移ですが、こちらはさすがに少し重ならないところがありますが、輸入については、4月における大きな落ち込みから回復したように見えますが、実は中身が少し異なっています。また消費の方は4月の落ち込みにおいても変化なく精製が行われているように見えますが、これは備蓄原油の放出により不足分がカバーされたためです。</p><p>下図左の下は、原油の在庫量の推移を示していますが、これはほぼ一定となっています。在庫というと何か特別な倉庫やタンクで取っておくイメージですが、これらの量はおそらく油槽所と精製所の設備、配管の中に存在しているものの合計ではないかと推定しています。いずれにせよ、こうした原油の「在庫」は、常に一定量存在し、増減はありません。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-e33e15a993415087f714843e4e95a413.png" alt="" /></p><p>さて話を今年の4月5月前後の輸入原油に戻します。石油統計では、毎月の国別輸入数量を発表しています。輸入全体と中東全体からの輸入の輸入数量のグラフを比較すると5月以降に差があることがわかります。（下図上段）</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-0a0fa6e8a7b4d3d0d69a1f62db145b35.png" alt="" /></p><p>輸入全体では見事なv字回復ですが、中東からの原油、サウジアラビアやアラブ首長国連邦からの原油は、まだ回復のさなかにあります。そして目を転じるとアメリカの原油が急増していることがわかります。つまり一見回復しているように見える輸入原油ですが、中東からの分はまだ完全回復ではなく、不足分はアメリカからの輸入で補っているということになります。</p><p>このほかの輸入元を見ても状況は似ており、中東からはまだ復活できておらず、この中では中南米からの輸入が増えています。（上のグラフとは縦軸の取り方が違っており、この5枚のグラフはいずれも百万kl/月以下の数量です）中東からはまだ元に戻っていないということです。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-f4442079eeb08baf831ea9aa64d1d2f9.png" alt="" /></p><p>最後に財務省の貿易統計から、アメリカおよび中東からの輸入数量の推移と輸入単価、および1バレルあたりの単価を示します。</p><p>財務省の数値からも中東からの原油がまだ十分でなく、不足分をアメリカ原油が補っています。また輸入単価が著しく上昇しており9月時点でも100＄/バレル程度の価格になっています。輸入単価（円/Ｌ）を国際比較しやすいus＄/バレルに換算し、WTIと比較した図も下段に載せました。</p><p>今年2月まではアメリカ産、中東産でほぼ差がありませんでしたが、3月以降は一貫してアメリカ産の方が高くなっています。これは輸送経路が長くなることもありある程度やむをえないことではありますが、我々塗料製造業にとってはコストアップ要因になっていることには違いありません。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-df3b72c222bb872984f63f7575cdc98e.png" alt="" /></p><p>最後に付け加えますが、これは原油の話です。原油の輸入数量はほぼ元に戻っていますが、輸入ナフサは違います。まだ元にはもどらず、少ないまま（政府の予定では年内2024年実績の85％程度）推移しています。</p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91257/">
<title>9月度業況観測アンケート・・建築外装は天候不順もあり極度の不振</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91257/</link>
<description>本日、日塗工より業況観測アンケート9月度調査結果を受領しました。例月のように補足データも踏まえてご紹介します。昨年9月以降の需要分野別の前年同月比（金額）の一覧表です。９月の建築外装は前年同月比（金額）は87.4という見たこともないような数値となり、天候不順（少晴多雨）により極めて不振でした。全体の金額では他の４分野が前年同月比を上回っていたため、辛うじて前年同月を上回りましたが、数量は前年同月比で883と振るいませんでした。また４月以降気になっている数量と金額の乖離もそのままであり、経産省確報とも異なっています。今年の4月以降で比較すると、業況観測アンケートでは金額と数量の前年比が乖離していますが、確報ではそのような傾向にはありません。そこで、業況観測アンケートと経産省確報の数値を、それぞれ金額どうし、数量どうしでグラフを描いてみました。すると金額の比較では、業況アンケートの方がかなり高く、数量では逆に業況アンケートの方がやや低めになっていましたが、８月では業況が高めになりました。これまでは、こうした業況と確報の乖離はあまり見られなかったので気にしております。本ブログではこれまで2018年の各月を100とした指数の推移で、各需要分野の動向を見ようと試みています。統計数値としては、前年同期比％の数値しかありませんので、毎年の前年同月比の数値を掛け合わせ累積していくしか分野別の推移を長期的に類推する方法がないのです。下のグラフは6月～9月までの推移ですが、多少の凸凹はありますが、傾向としては右肩上がりとなっています。9月は８月などと比べると比較的順調に来ていると考えられますが、ここへ来て建築外装が、2018年の水準を下回ることとなりました。この落ち込みが天候不順による一過性であることを祈りまます。数量については、こうした需要分野別データがありませんので、全体の推移を経産省確報純出荷数量で調べています。下左図は月別の順出荷数量を過去8年と比較していますが、イラン情勢不安の3月4月は一旦跳ね上がった出荷数量も次第に落ち着き、7月は以前の定位置であった過去8年の最低レベルにきていたのですが、8月は過去８年でも抜きんでて少ない量になりました。2018年を100とした指数値で見ても2026年1～８月の平均では81.8ともうじき80を下回りそうな情勢です。最後に2018年以降の毎月に純出荷数量の推移です。８月の純出荷数量はとうとう８万トンを割ってしまいました。数値がグラフの縦軸目盛の下限を下回り、あわてて設定し直しました。各月の推移を5～8月分だけ載せます。昨年8月はトランプ関税の影響もあり、純出荷数量が2018年の月平均を100とすると72.5までおちましたが、今年はさらに64.8まで落ちました。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-20T11:20:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179246315577005200" class="cms-content-parts-sin179246315577009800"><p>本日、日塗工より業況観測アンケート9月度調査結果を受領しました。例月のように補足データも踏まえてご紹介します。</p><p>昨年9月以降の需要分野別の前年同月比（金額）の一覧表です。</p><p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-e1665c191fc30c2c622e813952bf2a34.png" alt="" /></p><p>９月の建築外装は前年同月比（金額）は87.4という見たこともないような数値となり、天候不順（少晴多雨）により極めて不振でした。全体の金額では他の４分野が前年同月比を上回っていたため、辛うじて前年同月を上回りましたが、数量は前年同月比で883と振るいませんでした。</p><p>また４月以降気になっている数量と金額の乖離もそのままであり、経産省確報とも異なっています。</p><p><img src="https://kantoko.com/images/image-4e3443e0f642168f3eebb61aa2d7f3d5.png" alt="" /></p><p>今年の4月以降で比較すると、業況観測アンケートでは金額と数量の前年比が乖離していますが、確報ではそのような傾向にはありません。そこで、業況観測アンケートと経産省確報の数値を、それぞれ金額どうし、数量どうしでグラフを描いてみました。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-ba97c667c639ba92efc6e8ad7ae93870.png" alt="" /></p><p>すると金額の比較では、業況アンケートの方がかなり高く、数量では逆に業況アンケートの方がやや低めになっていましたが、８月では業況が高めになりました。これまでは、こうした業況と確報の乖離はあまり見られなかったので気にしております。</p><p>本ブログではこれまで2018年の各月を100とした指数の推移で、各需要分野の動向を見ようと試みています。統計数値としては、前年同期比％の数値しかありませんので、毎年の前年同月比の数値を掛け合わせ累積していくしか分野別の推移を長期的に類推する方法がないのです。下のグラフは6月～9月までの推移ですが、多少の凸凹はありますが、傾向としては右肩上がりとなっています。9月は８月などと比べると比較的順調に来ていると考えられますが、ここへ来て建築外装が、2018年の水準を下回ることとなりました。この落ち込みが天候不順による一過性であることを祈りまます。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-83da860ce62d0be8cc7e5f79a21684b7.png" alt="" /></p><p>数量については、こうした需要分野別データがありませんので、全体の推移を経産省確報純出荷数量で調べています。</p><p>下左図は月別の順出荷数量を過去8年と比較していますが、イラン情勢不安の3月4月は一旦跳ね上がった出荷数量も次第に落ち着き、7月は以前の定位置であった過去8年の最低レベルにきていたのですが、8月は過去８年でも抜きんでて少ない量になりました。2018年を100とした指数値で見ても2026年1～８月の平均では81.8ともうじき80を下回りそうな情勢です。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-781c123b82c94a0b88c7aaffa0379f1a.png" alt="" /></p><p>最後に2018年以降の毎月に純出荷数量の推移です。８月の純出荷数量はとうとう８万トンを割ってしまいました。数値がグラフの縦軸目盛の下限を下回り、あわてて設定し直しました。</p><p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-deb880d991f147d2227a9a8f6adaa9f0.png" width="700" height="242" alt="" /></p><p>各月の推移を5～8月分だけ載せます。昨年8月はトランプ関税の影響もあり、純出荷数量が2018年の月平均を100とすると72.5までおちましたが、今年はさらに64.8まで落ちました。</p><p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-c25bb51f05851a082150b8eac4f44636.png" width="750" height="248" alt="" /></p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91250/">
<title>仏教の十王を知っていますか？</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91250/</link>
<description>先の三連休に鎌倉の圓應寺に行ってきました。臨済宗建長寺派の寺とその建長寺の近くにあります。「えんま様の寺」として有名で、閻魔大王を本尊とするお寺です。本堂中央には運慶作と言われる閻魔大王像が鎮座し、まわりに亡者が冥界でであう「十王」が並んでいます。 閻魔様と言えば、むかし「嘘をつくと閻魔様に舌をぬかれる」とか「死後の世界で生前の罪状を吟味し天国へいけるか地獄に落ちるかを決める」と聞いた覚えがあります。しかしながら、今回この寺をお参りして、これら世間の言い伝えは正確ではないこと、仏教の教えに照らし合わせればこうした世間での言い伝えは、不十分極まりないものであることがわかりました。また四十九日の意味合いもあわせて知ることとなり大変意義深い一日となりました。 死後、三途の川をわたり冥界を四十九日間冥土を旅すると言われていますが、この間、さらに百か日、一周期、三周期に至るまで、十王（閻魔大王を含む十神様）に導かれ諭されて旅をするとされています。目から鱗の冥土の旅と十王様との関わりを、圓應寺のデジタル展示サイト（下記URL）とパンフレットからご紹介します。 https://ennoji-digital-gallery-ennoji-guide-omega.vercel.app/ 　　　 それでは冥土の旅の途中で出会う十王様+１を三人ずつご紹介していきます。最初は、死んでから四日目、七日目、十四日目に遇う方々です。　　　 　　　 最初は+1の王様ではない「奪衣婆」（だつえば）です。亡者の衣をはぎ取りその濡れ具合で生前の罪の重さを量るとされています。死後４日目に三途の川を渡る際、罪が重いものほどよく濡れるため、その重さで罪の深さを量ることができます。こうした情報はすべて閻魔大王に知る所となります。 初七日に会うのが「秦広王」（しんこうおう）です。生前の殺生の罪を問い、「倶生神」（ぐしょうじん）の記録をもと三途の川のどこを渡るかを決め閻魔帳に記録します。「倶生神」とは人間が生まれる際に左右の肩に一神ずつ備わり、それぞれ善行と悪行を記録する神様です。「秦広王」はその記録を調べ閻魔帳に記録します。（昔学校の先生が記録しているノートなどを閻魔帳と言っていたのを思い出しました） その七日後、二・七日に会うのが「初江王」（しょこうおう）です。三途の川を渡った場所を調べ、そこから盗みの罪の重さを量り閻魔帳に記録します。四日目に出会った「奪衣婆」から奪った衣服を受け取りその重さを量るのはここです。次は、二十一日目、二十八日目、三十五日目に遇う王様で、三十五日目は閻魔大王です。 そのさらに七日後（三・七日）に会うのが「宋帝王」（そうていおう）です。快楽や愛情を求める欲望により犯した罪（邪淫の罪）の軽重を調べて閻魔帳に記録します。 七日が４回繰り返された時にあうのが、「五官王」（ごかんおう）です。この「五官王」は言葉（口に出して言ったこと）と心（思ったこと）の罪を調べます。言葉の罪には妄語・綺語・両舌・悪口の四つが、心の罪には、貪欲・瞋恚・邪見の三つがあります。瞋恚とは怒り・憎しみ・恨みを指します。 そしていよいよ「閻魔大王」の登場です。5週間後の三十五日目に会うのが「閻魔大王」です。これまでの王様達が調べた閻魔帳の記載に加え、地獄玻璃（じごくはり）の鏡、人頭杖（じんとうじょ）などにより、亡者の罪をもう一度取り調べ、六道のいずれに輪廻転生させるかを決めます。子供の頃に聞いた「天国か、地獄か？」はこのことだったようです。六道の説明はこの後の「変成王」（へんせいおう）に譲りますが、大事なことは、閻魔様の真意が悪人を罰することではないということです。大変意外でしたが、「閻魔大王の本当の願いは、すべての人が罪を犯さず、犯した罪は懺悔（ざんげ）することです。」とあります。 圓應寺でもらったパンフレットには耳寄りな情報が書かれていました。下図に示します。なんと罪を犯していても、この懺悔文（下図左端）を心静かに3度唱えると今まで犯して罪はすべて許される（下図右端）というのです。読み仮名（下図左から2番目）、読み下し文（同3番目）もつけておきました。この懺悔文を要約すると「昔犯した罪は、何もわからぬまま、欲望にまかせて行ったものであり、本能の赴くまま行動してしまった。これらすべての悪行を今は大変後悔しています。」という感じになるでしょうか？私は、これまでを振り返り、どう考えても幾多の罪を犯してきたと思われますので、是非ともこの懺悔文を覚えて閻魔様の前で許しを請いたいと思っています。 さて、閻魔様の裁定は終わりましたが、まだ冥土への旅は終わりません。六週目、七週目（四十九日）、百日、一周期、三周期と王様によるアフターケアは続いていきます。 六週目の「変成王」（へんじょうおう）は、閻魔様の六道への輪廻転生の裁定に従い、さらに細かな転生先を決めます。六道とは、天上界：帝釈天の頂上の三十三天、四方に須弥山、人間界：穏やかで豊かな国、争いの絶えない貧しい国など、修羅界：争いの世界、畜生界：ウサギや鷹などの動物の世界、餓鬼界；何も食べられない存在の世界、地獄界：大地獄・大叫喚・大焼炙など多くの地獄あり　の六つです。 七周目「泰山王」（たいざんおう）が性別と寿命を決めます。ここまでを「中有」また「中陰」といいますが、これまで「満中陰」の意味がわからずにいましたが、これを読んで四十九日を迎えたことを意味すると知りました。しかし、四十九日から先も王様たちの見守りとお導きは続きます。 百日目には、「平等王」（びょうどうおう）がそれまで積まれた功徳を見た上で、仏教に通じる四つの教えを授けます。それが諸仏通誡偈であり、衆悪莫作、衆善奉行、自浄其意、是諸仏教の四つです。 さらに一周期では、「都市王」（としおう）が、争いの元となる「怒り」の連鎖を見つめさせ、貪欲（とんよく）・瞋恚（しんい）・愚痴（ぐち）という三つの煩悩の火を吹き消すことを教えます。 最後に、三周期には、「御道転輪王」（ごどうてんりんおう）が、愚痴を慎むことを諭され、六波羅密の道を示します。六波羅道とは、布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧の、六つを指しますが、このうち布施、精進、智慧はすでに日常で使用される言葉になっているのではないでしょうか？ 以上十王について圓應寺のデジタル展示室とパンフレットを元にご紹介しました。閻魔様の印象が、子供のころの怖いという気持ちから、優しく諭し導くというイメージに変わったように思います。実際十王様の役割を見ていくと、罪を自覚させ、罪を悔い改め、涅槃への道へと導くといったものが根幹にあるように感じました。 しかしなから、パンフレットの最後には、お釈迦様は「因果応報説」を説いており、「善因楽果、悪因苦果」と言って善い行いは必ず楽しみになり、悪い行いは必ず苦しみとなり、その因果は、過去世、現世、来世の三世に渡るとも書いてあります。やはり基本は「因果応報」のようです。 </description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-20T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179193328226343400" class="cms-content-parts-sin179193328226351500"><p>先の三連休に鎌倉の圓應寺に行ってきました。臨済宗建長寺派の寺とその建長寺の近くにあります。<span style="font-size: 1rem;">「えんま様の寺」として有名で、閻魔大王を本尊とするお寺です。本堂中央には運慶作と言われる閻魔大王像が鎮座し、まわりに亡者が冥界でであう「十王」が並んでいます。</span></p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-40abf663514868262cdbb55455e12f1e.png" alt="" /></p> <p>閻魔様と言えば、むかし「嘘をつくと閻魔様に舌をぬかれる」とか「死後の世界で生前の罪状を吟味し天国へいけるか地獄に落ちるかを決める」と聞いた覚えがあります。しかしながら、今回この寺をお参りして、これら世間の言い伝えは正確ではないこと、仏教の教えに照らし合わせればこうした世間での言い伝えは、不十分極まりないものであることがわかりました。また四十九日の意味合いもあわせて知ることとなり大変意義深い一日となりました。</p> <p>死後、三途の川をわたり冥界を四十九日間冥土を旅すると言われていますが、この間、さらに百か日、一周期、三周期に至るまで、十王（閻魔大王を含む十神様）に導かれ諭されて旅をするとされています。目から鱗の冥土の旅と十王様との関わりを、<span style="font-size: 1rem;">圓應寺のデジタル展示サイト（下記URL）とパンフレットからご紹介します。</span></p> <p></p> <p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;"><span style="font-size:14.0pt;&#10;font-family:游ゴシック;mso-ascii-font-family:游ゴシック;mso-fareast-font-family:游ゴシック;&#10;mso-bidi-font-family:+mn-cs;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-theme-font:&#10;minor-fareast;mso-bidi-theme-font:minor-bidi;color:black;mso-color-index:1;&#10;mso-font-kerning:12.0pt;language:en-US;text-combine:letters;mso-style-textfill-type:&#10;solid;mso-style-textfill-fill-themecolor:text1;mso-style-textfill-fill-color:&#10;black;mso-style-textfill-fill-alpha:100.0%"><a href="https://ennoji-digital-gallery-ennoji-guide-omega.vercel.app/">https://ennoji-digital-gallery-ennoji-guide-omega.vercel.app/</a></span></p> <p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;">　　　</p> <p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;">それでは冥土の旅の途中で出会う十王様+１を三人ずつご紹介していきます。最初は、死んでから四日目、七日目、十四日目に遇う方々です。</p><p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;">　　　</p> <p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;"></p> <p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-5212ee896784c04e98c68f2b3b8b2d18.png" alt="" /></p> <p>　　　</p> <p>最初は+1の王様ではない「奪衣婆」（だつえば）です。亡者の衣をはぎ取りその濡れ具合で生前の罪の重さを量るとされています。死後４日目に三途の川を渡る際、罪が重いものほどよく濡れるため、その重さで罪の深さを量ることができます。こうした情報はすべて閻魔大王に知る所となります。</p> <p>初七日に会うのが「秦広王」（しんこうおう）です。生前の殺生の罪を問い、「倶生神」（ぐしょうじん）の記録をもと三途の川のどこを渡るかを決め閻魔帳に記録します。<span style="font-size: 1rem;">「倶生神」とは人間が生まれる際に左右の肩に一神ずつ備わり、それぞれ善行と悪行を記録する神様です。</span><span style="font-size: 1rem;">「秦広王」はその記録を調べ閻魔帳に記録します。（昔学校の先生が記録しているノートなどを閻魔帳と言っていたのを思い出しました）</span></p> <p>その七日後、二・七日に会うのが「初江王」（しょこうおう）です。三途の川を渡った場所を調べ、そこから盗みの罪の重さを量り閻魔帳に記録します。四日目に出会った<span style="font-size: 1rem;">「奪衣婆」から奪った衣服を受け取りその重さを量るのはここです。</span></p><p>次は、二十一日目、二十八日目、三十五日目に遇う王様で、三十五日目は閻魔大王です。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-a44c31412ce4ab67f9c3f8b3ea24cd75.png" alt="" /></p> <p>そのさらに七日後（三・七日）に会うのが「宋帝王」（そうていおう）です。快楽や愛情を求める欲望により犯した罪（邪淫の罪）の軽重を調べて閻魔帳に記録します。</p> <p>七日が４回繰り返された時にあうのが、「五官王」（ごかんおう）です。この<span style="font-size: 1rem;">「五官王」は言葉（口に出して言ったこと）と心（思ったこと）の罪を調べます。言葉の罪には</span><span style="font-size: 1rem;">妄語・綺語・両舌・悪口の四つが、心の罪には、</span><span style="font-size: 1rem;">貪欲・瞋恚・邪見の三つがあります。</span><span style="font-size: 1rem;">瞋恚とは</span><span style="font-size: 1rem;">怒り・憎しみ・恨みを指します。</span></p> <p>そしていよいよ「閻魔大王」の登場です。5週間後の三十五日目に会うのが「閻魔大王」です。これまでの王様達が調べた閻魔帳の記載に加え、地獄玻璃（じごくはり）の鏡、人頭杖（じんとうじょ）などにより、亡者の罪をもう一度取り調べ、六道のいずれに輪廻転生させるかを決めます。子供の頃に聞いた「天国か、地獄か？」はこのことだったようです。六道の説明はこの後の「変成王」（へんせいおう）に譲りますが、大事なことは、閻魔様の真意が悪人を罰することではないということです。大変意外でしたが、「<strong><span style="font-size: 1rem;">閻魔大王の本当の願いは、すべての人が罪を犯さず、犯した罪は懺悔（ざんげ）することです。</span></strong><span style="font-size: 1rem;">」とあります。</span></p> <p>圓應寺でもらったパンフレットには耳寄りな情報が書かれていました。下図に示します。なんと罪を犯していても、この懺悔文（下図左端）を心静かに3度唱えると今まで犯して罪はすべて許される（下図右端）というのです。読み仮名（下図左から2番目）、読み下し文（同3番目）もつけておきました。この懺悔文を要約すると「昔犯した罪は、何もわからぬまま、欲望にまかせて行ったものであり、本能の赴くまま行動してしまった。これらすべての悪行を今は大変後悔しています。」という感じになるでしょうか？私は、これまでを振り返り、どう考えても幾多の罪を犯してきたと思われますので、是非ともこの懺悔文を覚えて閻魔様の前で許しを請いたいと思っています。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-5e44724d4af1772bb7cfb97ece6b7fbb.png" alt="" /></p> <p>さて、閻魔様の裁定は終わりましたが、まだ冥土への旅は終わりません。六週目、七週目（四十九日）、百日、一周期、三周期と王様によるアフターケアは続いていきます。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-4f20778844b92a071bbe6b33c9a1ecd5.png" alt="" /></p> <p>六週目の「変成王」（へんじょうおう）は、閻魔様の六道への輪廻転生の裁定に従い、さらに細かな転生先を決めます。六道とは、天上界：帝釈天の頂上の三十三天、四方に須弥山、人間界：穏やかで豊かな国、争いの絶えない貧しい国など、修羅界：争いの世界、畜生界：ウサギや鷹などの動物の世界、餓鬼界；何も食べられない存在の世界、地獄界：大地獄・大叫喚・大焼炙など多くの地獄あり　の六つです。</p> <p>七周目「泰山王」（たいざんおう）が性別と寿命を決めます。ここまでを「中有」また「中陰」といいますが、これまで「満中陰」の意味がわからずにいましたが、これを読んで四十九日を迎えたことを意味すると知りました。しかし、四十九日から先も王様たちの見守りとお導きは続きます。</p> <p>百日目には、「平等王」（びょうどうおう）がそれまで積まれた功徳を見た上で、仏教に通じる四つの教えを授けます。それが諸仏通誡偈であり、衆悪莫作、衆善奉行、自浄其意、是諸仏教の四つです。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-b9219d475412a088f247274935414511.png" alt="" /></p> <p>さらに一周期では、「都市王」（としおう）が、争いの元となる「怒り」の連鎖を見つめさせ、貪欲（とんよく）・瞋恚（しんい）・愚痴（ぐち）という三つの煩悩の火を吹き消すことを教えます。</p> <p>最後に、三周期には、「<span style="font-size: 1rem;">御道転輪王」（ごどうてんりんおう）が、愚痴を慎むことを諭され、六波羅密の道を示します。六波羅道とは、</span><span style="font-size: 1rem;">布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧の、六つを指しますが、このうち布施、精進、智慧はすでに日常で使用される言葉になっているのではないでしょうか？</span></p> <p>以上十王について<span style="font-size: 1rem;">圓應寺のデジタル展示室とパンフレットを元にご紹介しました。閻魔様の印象が、子供のころの怖いという気持ちから、優しく諭し導くというイメージに変わったように思います。実際十王様の役割を見ていくと、罪を自覚させ、罪を悔い改め、涅槃への道へと導くといったものが根幹にあるように感じました。</span></p> <p>しかしなから、パンフレットの最後には、お釈迦様は「因果応報説」を説いており、「善因楽果、悪因苦果」と言って善い行いは必ず楽しみになり、悪い行いは必ず苦しみとなり、その因果は、過去世、現世、来世の三世に渡るとも書いてあります。やはり基本は「因果応報」のようです。</p> <div></div></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91254/">
<title>経産省確報による塗料の原材料単価動向</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91254/</link>
<description>経産省確報（生産動態統計調査）2026年８月度に見る塗料原材料の単価動向をご紹介します。まず生産数量動向です。トルエンの生産数量がなかなか回復しません。8月はエチレングリコールエーテルとブタノールの生産数量の前年同月比が低い数値となりましたが、見た目の落ち具合はそれほどでもありません。さきほどのエチレングリコールエーテルとは逆にメタクリル酸エステルの場合には、前年同月比の数値は高いのですが、さほど多そうには見えません。エチレングリコールの前年同月比が低い数字でした。顔料については総じて生産数量が安定しており、前年同月比も高めの数値が続いています。樹脂については、メタクリル樹脂が昨年夏以降生産数量が低くなっていますが、前年同月比としては高い数値です。当然かもしれませんが、メタクリル酸エステルモノマーの生産数量と連動しているようです。続いて単価の動向です。今月から長い間報告のない品目はグラフから外しました。有機溶剤では、キシレン、エチレングリコールエーテル、イソプロピルアルコールは、３月以降高止まり状態です。アクリル樹脂モノマー（スチレン、メタクリル酸エステル、アクリル酸エステル）の価格はエチレングリコールとともに下降気味です。顔料では、酸化亜鉛、アゾ顔料、カーボンブラックの価格上昇傾向が継続中です。最後に2021年１月を100とした単価指数です。20品目の平均は168.6と先月から3.2ポイント下がりましたが、ホルムズ封鎖前の150近辺からは高い状態が継続しています。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-19T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179213972969115000" class="cms-content-parts-sin179213972969122800"><p>経産省確報（生産動態統計調査）2026年８月度に見る塗料原材料の単価動向をご紹介します。</p><p>まず生産数量動向です。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-6cd7733eaa4155345fe602bc39a04d94.png" alt="" /></p><p>トルエンの生産数量がなかなか回復しません。8月はエチレングリコールエーテルとブタノールの生産数量の前年同月比が低い数値となりましたが、見た目の落ち具合はそれほどでもありません。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-c48d7ae10dbd8aa8af58e83f12b27d18.png" alt="" /></p><p>さきほどの<span style="font-size: 1rem;">エチレングリコールエーテルとは逆にメタクリル酸エステルの場合には、前年同月比の数値は高いのですが、さほど多そうには見えません。エチレングリコールの前年同月比が低い数字でした。</span></p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-e491dc359005494a9b9083f27a85db85.png" alt="" /></p><p>顔料については総じて生産数量が安定しており、前年同月比も高めの数値が続いています。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-46b471ce89156deecc9c7e427a7738ec.png" alt="" /></p><p>樹脂については、メタクリル樹脂が昨年夏以降生産数量が低くなっていますが、前年同月比としては高い数値です。当然かもしれませんが、メタクリル酸エステルモノマーの生産数量と連動しているようです。</p><p>続いて単価の動向です。今月から長い間報告のない品目はグラフから外しました。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-6a1849e7b3abb197ee6a92ccf2fd3d39.png" alt="" /></p><p>有機溶剤では、キシレン、エチレングリコールエーテル、イソプロピルアルコールは、３月以降高止まり状態です。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-57b493793de74a6d939d843685366ec6.png" alt="" /></p><p>アクリル樹脂モノマー（スチレン、メタクリル酸エステル、アクリル酸エステル）の価格はエチレングリコールとともに下降気味です。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-d59a6f3d4908ae12c89bb4cb879ddf6d.png" alt="" /></p><p>顔料では、酸化亜鉛、アゾ顔料、カーボンブラックの価格上昇傾向が継続中です。</p><p>最後に2021年１月を100とした単価指数です。20品目の平均は168.6と先月から3.2ポイント下がりましたが、ホルムズ封鎖前の150近辺からは高い状態が継続しています。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-895fed6e6b1443360f6b0f1a81ce0c1d.png" alt="" /></p><p></p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91255/">
<title>箱根駅伝予選会　最下位通過と次点の差について　</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91255/</link>
<description>昨日、立川で第103回関東大学対抗駅伝（以下箱根駅伝と書きます）の予選会が行われ、本選に出場する10校が決まりました。もはや国民的行事ともなったこの箱根駅伝ですが、その予選会にも大きな関心が寄せられるようになり、特にレース後の成績発表における10位（最下位通過校）と11位（次点校）の発表時には固唾を呑む緊張感があります。時にはわずか1秒の差が本選出場と落選を隔てる場合もあり、まさに悲喜こもごもの状況となります。今年は10位が法政、11位が国士館でその差が1分46秒ありましたが、チームの中の速い順に10人のタイムの合計ですので、一人あたりにすれば僅か10秒6、21Kmあまりを走ってこの数値ですから、1Kmあたりでは1秒ほどの差となります。実は今年最下位通過の法政は、昨年次点で涙を飲んでいますので、今年の通過は嬉しかったことでしょう。確か以前には本当に1秒差で明暗をわけたケースがあったと思い、僅差の予選会を調べてみることにしました。箱根駅伝の予選会は昭和21年の第23回大会から始まりました。当初は落選はなかったそうですが、第32回から落選校がでるようになり、第33回大会からシード制が採用され、現在に至っています。しかしながら、会場や距離、予選通過校数などについて何度も変更があり、箱根駅伝予選会も時代に沿って大きく変化してきました。予選会の全部を紹介すると却って冗長になると思い、箱根人気が定着した2000年以降についてのみ調べることにしました。いろいろネット上を探しましたが、予選と本選を一括で調べることができるサイトが見つからず、私の調べた限りでは、下記サイト（箱根駅伝予選会）が予選会については最も詳細で信頼がおけると判断し、データを引用させてもらいました。https://hkhekiden.com/yosenkai/yosenkai03.html　　　予選通過校数は、途中で変更があっただけでなく、5年に一度の記念大会では増枠されたり、オープン参加の関東学生連合がシード権を獲得した場合や、途中棄権があったりすると変動しますので、最下位通過校（通常であれば予選10位）と次点校（通常11位）という表現にして、一覧表を作成しました。この表に中ほどに「差」とあるのが、この両校の秒差です。この表はあちこち、色付けしたり色文字で書いたりしていますが、それぞれはのちほど順次説明していきます。2000年以降の26回の予選会のうち、最下位通過と次点校の差が10秒未満（ひとけた）の年が6回あり、なんと1秒差が2回ありました。下図をご覧ください。最初の1秒差は2006年で、最下位通過が国士館大学、次点がが拓殖大学でした。2回目は2024年で最下位通過が順天堂大学、次点が東京農業大学でした。それにしても10人の選手の合計タイムは10時間以上になり、その差が1秒ですから、割合としては36000分の1以下の差で、おおよそ100万分の3程度です。同タイムの場合の順位決定は上位10人の合計順位の少ない方、さらにそれも同じ場合には最上位の選手の順位で決めるそうです。最も大差がついたのは2002年の5分30秒で最下位通過が専修大学、次点校が城西大学でした。これだけ差がついていれば悔しくないかと言えばそんなことはなく、やはり次点校は切歯扼腕したと思われます。さて、天国と地獄、最下位通過と次点校の差についてはこれで終わりなのですが、上の一覧表を作る過程でいろいろ気になることが出てきましたので、それをこれからご紹介したいと思います。一つ目は次点校に柘植大学の名前がたくさん出てきたことです。柘植大学が次点校になったのは、2001年、2003年、2005年、2006年、2012年、2021年と6回もあります。特に2001年から2006年までに4回と集中しています。何か特別な理由でもあったのかと調べているうちに、「関東インカレポイント」なるものがあることがわかりました。この「関東インカレポイント」というには、文字通り通常春に開催される「関東インカレ」の入賞者の得点を、時間に換算して箱根の予選会の結果に反映させるというものです。少々ややこしいのでですが、予選会タイム順に1位から6位まではそのまま通過決定ですが、7位から9位までは実際のタイムに「関東インカレポイント」を反映させて順位を決定するというものです。2002年から2012年までの間、この制度が採用されていました。ここでは、この制度についての是非を議論しませんが、結果として柘植大学は予選会のタイムでは勝りながら、「関東インカレポイント」のために次点校になったケースが3回もありました。予選会のタイム順では2003年が8位、2005年が9位、2006年が7位でありながら、いずれも次点の10位（当時は予選通過は9位まで）になってしまいました。予選会の合計タイムでは最下位通過校よりも2分以上速かったのが２回もあったというのですから、単なる次点校としての悔しさどころではなかったと思われます。こうした「関東インカレポイント」による順位の逆転は他にもあったと思われますが、こと次点校に関して言えば、こうした不利益を被ったのは柘植大学だけでした。詳しくは上表をご覧ください。*の「実際のタイム差」というのは、最下位通過校と次点校の予選会のタイム差で、マイナスは次点校の方が速かったことを示しています。下表左端に柘植大学の本選、予選の順位を表示してあります。予選の赤地は次点校を示しており6回もありながら、最下位通過は1回もありません。このところ柘植大学の成績は振るいませんが、この件を知って応援したくなりました。二つ目は麗澤大学です。この大学は2018年と2019年に連続して次点校になりました。名前に記憶があったので、本選の記録を調べてみましたが、本選の記録はありませんでした。つまり、次点にはなったものの、本選出場はできていないということです。ここ2-3年は少し通過圏内からは遠のいているようですので、この麗澤大学についても是非再興を期待し応援したいと思います。三つ目は最下位通過校に青山学院の名前を見つけたことです。現在本選三連覇中の強豪校ですが、こうした時代もあったのかと予選会と本選の成績を調べてみました。青山学院の予選、本選の順位は下表に左から2番目にあります。2000年以降次第に予選会の順位を上げていき、2007年に次点校、2008年に最下位通過校となり、以降はずっとシード権をとり続けています。四つ目は、国士館と法政です。この両校は本選の常連校ですが、意外に最下位通過校と次点校に頻繁に名前がでてきていましたので、これも予選と本選の順位調べてみました。下表の右側2校です。驚くべきことに国士館は2000年以降本選に16回出ていますが、予選会は毎年走っていました。つまりシード権をとっていないということがわかりました。ただし、予選会の勝負強さは抜群で、最下位通過が5回あります。一方で次点が3回ありますが、毎回予選会では安定した成績で走っているということだと思います。法政大学の方は、2000年以降本選会出場22回、そのうちシード権獲得11回、予選会出場は16回のうち予選通過が11回あり、やはり実力があることがわかります。最下位通過が今年を含め3回、次点も3回ありました。強豪校と言えども箱根本選出場は簡単ではないようです。さて先日の出雲に続き、伊勢の全日本大学駅伝、正月の箱根駅伝と大学男子の三大駅伝が行われていきます。予選から本選に進む選手達には、もう一度ピークを作らなければならない難しさがあろうかとは思いますが、箱根本番では遺憾なく実力を発揮してもらいたいとそれだけ念じます。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-18T19:40:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179232013698121600" class="cms-content-parts-sin179232013698130900"><p>昨日、立川で第103回関東大学対抗駅伝（以下箱根駅伝と書きます）の予選会が行われ、本選に出場する10校が決まりました。もはや国民的行事ともなったこの箱根駅伝ですが、その予選会にも大きな関心が寄せられるようになり、特にレース後の成績発表における10位（最下位通過校）と11位（次点校）の発表時には固唾を呑む緊張感があります。時にはわずか1秒の差が本選出場と落選を隔てる場合もあり、まさに悲喜こもごもの状況となります。</p><p>今年は10位が法政、11位が国士館でその差が1分46秒ありましたが、チームの中の速い順に10人のタイムの合計ですので、一人あたりにすれば僅か10秒6、21Kmあまりを走ってこの数値ですから、1Kmあたりでは1秒ほどの差となります。実は今年最下位通過の法政は、昨年次点で涙を飲んでいますので、今年の通過は嬉しかったことでしょう。確か以前には本当に1秒差で明暗をわけたケースがあったと思い、僅差の予選会を調べてみることにしました。</p><p>箱根駅伝の予選会は昭和21年の第23回大会から始まりました。当初は落選はなかったそうですが、第32回から落選校がでるようになり、第33回大会からシード制が採用され、現在に至っています。しかしながら、会場や距離、予選通過校数などについて何度も変更があり、箱根駅伝予選会も時代に沿って大きく変化してきました。予選会の全部を紹介すると却って冗長になると思い、箱根人気が定着した2000年以降についてのみ調べることにしました。</p><p>いろいろネット上を探しましたが、予選と本選を一括で調べることができるサイトが見つからず、私の調べた限りでは、下記サイト（箱根駅伝予選会）が予選会については最も詳細で信頼がおけると判断し、データを引用させてもらいました。</p><p></p><p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"><span style="font-size:14.0pt;&#10;font-family:游ゴシック;mso-ascii-font-family:游ゴシック;mso-fareast-font-family:游ゴシック;&#10;mso-bidi-font-family:+mn-cs;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-theme-font:&#10;minor-fareast;mso-bidi-theme-font:minor-bidi;color:black;mso-color-index:1;&#10;mso-font-kerning:12.0pt;language:en-US;text-combine:letters;mso-style-textfill-type:&#10;solid;mso-style-textfill-fill-themecolor:text1;mso-style-textfill-fill-color:&#10;black;mso-style-textfill-fill-alpha:100.0%"><a href="https://hkhekiden.com/yosenkai/yosenkai03.html">https://hkhekiden.com/yosenkai/yosenkai03.</a></span><span style="font-size:14.0pt;font-family:游ゴシック;mso-ascii-font-family:游ゴシック;&#10;mso-fareast-font-family:游ゴシック;mso-bidi-font-family:+mn-cs;mso-ascii-theme-font:&#10;minor-latin;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-bidi-theme-font:minor-bidi;&#10;color:black;mso-color-index:1;mso-font-kerning:12.0pt;language:en-US;&#10;text-combine:letters;mso-style-textfill-type:solid;mso-style-textfill-fill-themecolor:&#10;text1;mso-style-textfill-fill-color:black;mso-style-textfill-fill-alpha:100.0%"><a href="https://hkhekiden.com/yosenkai/yosenkai03.html">html</a></span></p><p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p><p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">予選通過校数は、途中で変更があっただけでなく、5年に一度の記念大会では増枠されたり、オープン参加の関東学生連合がシード権を獲得した場合や、途中棄権があったりすると変動しますので、最下位通過校（通常であれば予選10位）と次点校（通常11位）という表現にして、一覧表を作成しました。この表に中ほどに「差」とあるのが、この両校の秒差です。この表はあちこち、色付けしたり色文字で書いたりしていますが、それぞれはのちほど順次説明していきます。</p><p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"></p><p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-8cc8abe54bd96ccd7c983e26e55ea050.png" width="750" height="761" alt="" /></p><p></p><p>2000年以降の26回の予選会のうち、最下位通過と次点校の差が10秒未満（ひとけた）の年が6回あり、なんと1秒差が2回ありました。下図をご覧ください。</p><p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-f810117a6f6d7676f86725fe74863abd.png" width="500" height="563" alt="" /></p><p>最初の1秒差は2006年で、最下位通過が国士館大学、次点がが拓殖大学でした。2回目は2024年で最下位通過が順天堂大学、次点が東京農業大学でした。それにしても10人の選手の<span style="font-size: 1rem;">合計タイムは</span><span style="font-size: 1rem;">10時間以上になり、その差が1秒ですから、割合としては36000分の1以下の差で、おおよそ100万分の3程度です。同タイムの場合の順位決定は上位10人の合計順位の少ない方、さらにそれも同じ場合には最上位の選手の順位で決めるそうです。</span></p><p>最も大差がついたのは2002年の5分30秒で最下位通過が専修大学、次点校が城西大学でした。これだけ差がついていれば悔しくないかと言えばそんなことはなく、やはり次点校は切歯扼腕したと思われます。</p><p>さて、天国と地獄、最下位通過と次点校の差についてはこれで終わりなのですが、上の一覧表を作る過程でいろいろ気になることが出てきましたので、それをこれからご紹介したいと思います。</p><p>一つ目は次点校に柘植大学の名前がたくさん出てきたことです。柘植大学が次点校になったのは、2001年、2003年、2005年、2006年、2012年、2021年と6回もあります。特に2001年から2006年までに4回と集中しています。何か特別な理由でもあったのかと調べているうちに、「関東インカレポイント」なるものがあることがわかりました。</p><p>この「関東インカレポイント」というには、文字通り通常春に開催される「関東インカレ」の入賞者の得点を、時間に換算して箱根の予選会の結果に反映させるというものです。少々ややこしいのでですが、予選会タイム順に1位から6位まではそのまま通過決定ですが、7位から9位までは実際のタイムに「関東インカレポイント」を反映させて順位を決定するというものです。</p><p>2002年から2012年までの間、この制度が採用されていました。ここでは、この制度についての是非を議論しませんが、結果として柘植大学は予選会のタイムでは勝りながら、「関東インカレポイント」のために次点校になったケースが3回もありました。<span style="font-size: 1rem;">予選会のタイム順では</span><span style="font-size: 1rem;">2003年が8位、2005年が9位、2006年</span><span style="font-size: 1rem;">が7位でありながら、いずれも次点の10位（当時は予選通過は9位まで）になってしまいました。</span><span style="font-size: 1rem;">予選会の合計タイムでは</span><span style="font-size: 1rem;">最下位通過校よりも2分以上速かったのが２回もあったというのですから、単なる次点校としての悔しさどころではなかったと思われます。</span></p><p><span style="font-size: 1rem;">こうした「関東インカレポイント」による順位の逆転は他にもあったと思われますが、こと次点校に関して言えば、こうした不利益を被ったのは柘植大学だけでした。詳しくは上表をご覧ください。*の「実際のタイム差」というのは、最下位通過校と次点校の予選会のタイム差で、マイナスは次点校の方が速かったことを示しています。</span></p><p>下表左端に柘植大学の本選、予選の順位を表示してあります。予選の赤地は次点校を示しており6回もありながら、最下位通過は1回もありません。このところ柘植大学の成績は振るいませんが、この件を知って応援したくなりました。</p><p>二つ目は麗澤大学です。この大学は2018年と2019年に連続して次点校になりました。名前に記憶があったので、本選の記録を調べてみましたが、本選の記録はありませんでした。つまり、次点にはなったものの、本選出場はできていないということです。ここ2-3年は少し通過圏内からは遠のいているようですので、この麗澤大学についても是非再興を期待し応援したいと思います。</p><p>三つ目は最下位通過校に青山学院の名前を見つけたことです。現在本選三連覇中の強豪校ですが、こうした時代もあったのかと予選会と本選の成績を調べてみました。青山学院の予選、本選の順位は下表に左から2番目にあります。2000年以降次第に予選会の順位を上げていき、2007年に次点校、2008年に最下位通過校となり、以降はずっとシード権をとり続けています。</p><p>四つ目は、国士館と法政です。この両校は本選の常連校ですが、意外に最下位通過校と次点校に頻繁に名前がでてきていましたので、これも予選と本選の順位調べてみました。下表の右側2校です。</p><p>驚くべきことに国士館は2000年以降本選に16回出ていますが、予選会は毎年走っていました。つまりシード権をとっていないということがわかりました。ただし、予選会の勝負強さは抜群で、最下位通過が5回あります。一方で次点が3回ありますが、毎回予選会では安定した成績で走っているということだと思います。</p><p>法政大学の方は、2000年以降本選会出場22回、そのうちシード権獲得11回、予選会出場は16回のうち予選通過が11回あり、やはり実力があることがわかります。最下位通過が今年を含め3回、次点も3回ありました。強豪校と言えども箱根本選出場は簡単ではないようです。</p><p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-6b6628ad1acea691dcdb4dc7800c8c13.png" alt="" /></p><p style="text-align: left;">さて先日の出雲に続き、伊勢の全日本大学駅伝、正月の箱根駅伝と大学男子の三大駅伝が行われていきます。予選から本選に進む選手達には、もう一度ピークを作らなければならない難しさがあろうかとは思いますが、箱根本番では遺憾なく実力を発揮してもらいたいとそれだけ念じます。</p><p></p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91251/">
<title>出雲大学駅伝の振り返り</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91251/</link>
<description>
12日に行なわれた出雲駅伝は、前評判の高かった早稲田大学が大会新記録で優勝しました。三連覇を狙った國學院は惜しくも2位となり、IVYリーグ選抜を挟み順天堂が4位、中大が5位、帝京6位、駒沢7位、日大8位と続きました。スポーツ紙では順位の変動を下図のようなグラフで表しており、各区間ごとに順位が入れ替わる様子がよくわかります。

日刊スポーツのサイト（下記URL）から引用　　
https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202610080000746.html
　　　
一方で、これだと順位の変動はわかってもその差がどの程度であったのかはわかりません。そこで、単なる順位ではなく、時間で同様なグラフを描いてみることにしました。具体的には、各区間終了時の先頭からの差を秒で表しています。出場校全部ではなく青山学院までの11位までについて作図をしています。
　　　

　　　
1区2区とレースが進むにつれて下位のチームの先頭との差が大きくなるのがわかります。また、1区、2区までは混戦でほとんどグラフ上での差は見出せません。3区が終わると4区、5区は比較的順位の変動が少なくなり、6区で再び順位が激しく入れ替わっているのがわかります。
　　　
各大学ごとにグラフを描いてみました。するとどの区間でどの程度先頭から離されたかがよくわかるようになりました。
　　　

&#160; &#160;&#160;
2位の國學院は、3区での遅れが大きかったようです。それ以降はほぼ先頭から離されることなく、追随しただけに3区での後退（3区で34秒の遅れ）が惜しまれます。4位の順天堂大学は、特に大きな後れとなった区間はなく、平均的に引き離されたことがわかります。5位の中央と8位の日大は最終6区で大きく順位を落とし、中大が3位から5位、日大は2位から8位へ後退しました。タイム的にも、この6区だけで中大が38秒、日大が116秒引き離されています。
　　　
7位の駒澤は、國學院同様3区で後れをとりました。3区だけで42秒離されてしまい優勝争いから脱落しました。11位の青山学院は、大きく予想を下回る結果でした。原監督がレース後に述べた「2区.3区.4区が駅伝にならなかった」の言葉通りではありますが、タイム的に言えば、3区の遅れが最も致命的であり、その後もずるずると先頭から離れていった様子が窺えます。
　　　
区間が長いこともありますが、最終6区で大きく遅れた大学が多く、それだけ早稲田の工藤が速かったともいえます。最後に今大会では7位までが大会新記録であり、稀に見るスピードレースだったことを付け加えたいと思います。

惨敗に終わったと評された青山学院でも昨年から59秒速くゴールしました。駒澤は2分42秒、國學院も2分18秒、早稲田に至っては3分54秒と各大学とも大幅に記録を短縮したレースでした。スタート時間が4時間前倒しとなり、気温が高くならなかった影響もあるとは思いますが、選手たちの健闘ならぬ健走を称えたいと思います。


</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-17T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179196592988635800" class="cms-content-parts-sin179196592988642700">
<p>12日に行なわれた出雲駅伝は、前評判の高かった早稲田大学が大会新記録で優勝しました。三連覇を狙った國學院は惜しくも2位となり、IVYリーグ選抜を挟み順天堂が4位、中大が5位、帝京6位、駒沢7位、日大8位と続きました。スポーツ紙では順位の変動を下図のようなグラフで表しており、各区間ごとに順位が入れ替わる様子がよくわかります。</p>
<p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-c66d8a4267b1e75a3f1593a7ca37cdde.png" width="600" height="382" alt="" /></p>
<p style="text-align: left;">日刊スポーツのサイト（下記URL）から引用　　</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"><span style="font-size:12.0pt;&#10;font-family:游ゴシック;mso-ascii-font-family:游ゴシック;mso-fareast-font-family:游ゴシック;&#10;mso-bidi-font-family:+mn-cs;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-theme-font:&#10;minor-fareast;mso-bidi-theme-font:minor-bidi;color:black;mso-color-index:1;&#10;mso-font-kerning:12.0pt;language:en-US;text-combine:letters;mso-style-textfill-type:&#10;solid;mso-style-textfill-fill-themecolor:text1;mso-style-textfill-fill-color:&#10;black;mso-style-textfill-fill-alpha:100.0%"><a href="https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202610080000746.html">https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202610080000746.</a></span><span style="font-size:12.0pt;font-family:游ゴシック;mso-ascii-font-family:游ゴシック;&#10;mso-fareast-font-family:游ゴシック;mso-bidi-font-family:+mn-cs;mso-ascii-theme-font:&#10;minor-latin;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-bidi-theme-font:minor-bidi;&#10;color:black;mso-color-index:1;mso-font-kerning:12.0pt;language:en-US;&#10;text-combine:letters;mso-style-textfill-type:solid;mso-style-textfill-fill-themecolor:&#10;text1;mso-style-textfill-fill-color:black;mso-style-textfill-fill-alpha:100.0%"><a href="https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202610080000746.html">html</a></span></p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">一方で、これだと順位の変動はわかってもその差がどの程度であったのかはわかりません。そこで、単なる順位ではなく、時間で同様なグラフを描いてみることにしました。具体的には、各区間終了時の先頭からの差を秒で表しています。出場校全部ではなく青山学院までの11位までについて作図をしています。</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-a16922aae229a6a4de345446ccffe5c1.png" alt="" /></p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">1区2区とレースが進むにつれて下位のチームの先頭との差が大きくなるのがわかります。また、1区、2区までは混戦でほとんどグラフ上での差は見出せません。3区が終わると4区、5区は比較的順位の変動が少なくなり、6区で再び順位が激しく入れ替わっているのがわかります。</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">各大学ごとにグラフを描いてみました。するとどの区間でどの程度先頭から離されたかがよくわかるようになりました。</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-d75d2cb3c0ce0d25a2bcc51d7d40fcdd.png" alt="" /></p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">&#160; &#160;&#160;</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">2位の國學院は、3区での遅れが大きかったようです。それ以降はほぼ先頭から離されることなく、追随しただけに3区での後退（3区で34秒の遅れ）が惜しまれます。4位の順天堂大学は、特に大きな後れとなった区間はなく、平均的に引き離されたことがわかります。5位の中央と8位の日大は最終6区で大きく順位を落とし、中大が3位から5位、日大は2位から8位へ後退しました。タイム的にも、この6区だけで中大が38秒、日大が116秒引き離されています。</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">7位の駒澤は、國學院同様3区で後れをとりました。3区だけで42秒離されてしまい優勝争いから脱落しました。11位の青山学院は、大きく予想を下回る結果でした。原監督がレース後に述べた「2区.3区.4区が駅伝にならなかった」の言葉通りではありますが、タイム的に言えば、3区の遅れが最も致命的であり、その後もずるずると先頭から離れていった様子が窺えます。</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">区間が長いこともありますが、最終6区で大きく遅れた大学が多く、それだけ早稲田の工藤が速かったともいえます。最後に今大会では7位までが大会新記録であり、稀に見るスピードレースだったことを付け加えたいと思います。</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"></p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">惨敗に終わったと評された青山学院でも昨年から59秒速くゴールしました。駒澤は2分42秒、國學院も2分18秒、早稲田に至っては3分54秒と各大学とも大幅に記録を短縮したレースでした。スタート時間が4時間前倒しとなり、気温が高くならなかった影響もあるとは思いますが、選手たちの健闘ならぬ健走を称えたいと思います。</p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"></p>
<p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"></p>
</div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91253/">
<title>経産省確報2026年8月・・出荷減在庫増が続く</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91253/</link>
<description>昨日、経産省確報（生産動態統計調査）2026年8月度が発表となり、日塗工より集計結果を受領しました。最初に生産数量、出荷数量、出荷金額、在庫数量の推移を過去5年と比較して示します。（日塗工作成）これまで書いていますように、今年2月までは、生産数量・出荷数量は過去5年と比べても最低レベル、出荷金額は逆に最高レベル、在庫数量は例年なみでした。ホルムズ海峡封鎖以降、それらが急変し、3月～5月は生産数量、出荷数量とも前年比増、出荷金額が過去5年の最高レベル、在庫数量が激減しました。その後生産数量は前年比増が続きましたが、出荷数量は前年比減少に転じ、それに付随して出荷金額も低下し、在庫数量が回復しました。そして8月度では生産数量・出荷数量が減少する中で在庫数量が例年レベルを上回るまでに至っています。今後は生産と出荷のバランスをとりながら、在庫も平常に戻るのではないかと推測されます。こうした中で塗料の単価も変動してきました。例月に倣い主要塗料の単価指数（2021年1月＝100）を示します。アミノアルキド樹脂塗料、アクリル樹脂塗料（常乾/焼付）は微減、エポキシ樹脂塗料は増加でした。まだまだ落ち着かない感じです。ウレタン樹脂塗料、溶剤系合計、水系塗料合計は微増、エマルション塗料は微減でした。路面標示微増、粉体塗料微減、その他塗料およびシンナーは上昇傾向継続です。原油、ナフサ、石油製品の単価指数推移です。原油情勢が落ち着かないこともあり、ナフサが乱高下しています。最後に主要塗料品目の長期（2021年1月&#8658;2026年8月）および短期（2026年2月&#8658;8月）の単価（円/Kg）の上昇幅のグラフを示します。ここ半年の短期での単価上昇を見ると、上昇幅の大きい順に、アミノアルキド樹脂塗料&#62;その他塗料&#62;シンナー&#62;粉体塗料&#62;アクリル樹脂塗料（常乾）&#62;エポキシ樹脂塗料となっています。中東情勢にはまだ不安要素が残っており、しばらくは価格が落ち着かない可能性が残っています。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-16T08:40:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179210780722221000" class="cms-content-parts-sin179210780722228000"><p>昨日、経産省確報（生産動態統計調査）2026年8月度が発表となり、日塗工より集計結果を受領しました。最初に生産数量、出荷数量、出荷金額、在庫数量の推移を過去5年と比較して示します。（日塗工作成）</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-ad328cb922a8e655cb869a0494b8a958.png" alt="" /></p><p>これまで書いていますように、今年2月までは、生産数量・出荷数量は過去5年と比べても最低レベル、出荷金額は逆に最高レベル、在庫数量は例年なみでした。ホルムズ海峡封鎖以降、それらが急変し、3月～5月は生産数量、出荷数量とも前年比増、出荷金額が過去5年の最高レベル、在庫数量が激減しました。その後生産数量は前年比増が続きましたが、出荷数量は前年比減少に転じ、それに付随して出荷金額も低下し、在庫数量が回復しました。そして8月度では生産数量・出荷数量が減少する中で在庫数量が例年レベルを上回るまでに至っています。今後は生産と出荷のバランスをとりながら、在庫も平常に戻るのではないかと推測されます。</p><p>こうした中で塗料の単価も変動してきました。例月に倣い主要塗料の単価指数（2021年1月＝100）を示します。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-4b450654239012fdce24019ec6883a68.png" alt="" /></p><p>アミノアルキド樹脂塗料、アクリル樹脂塗料（常乾/焼付）は微減、エポキシ樹脂塗料は増加でした。まだまだ落ち着かない感じです。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-0a1e290c33d15a28088f6a426994477d.png" alt="" /></p><p>ウレタン樹脂塗料、溶剤系合計、水系塗料合計は微増、エマルション塗料は微減でした。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-9ce09a3118a4153791a20135cad8c194.png" alt="" /></p><p>路面標示微増、粉体塗料微減、その他塗料およびシンナーは上昇傾向継続です。</p><p>原油、ナフサ、石油製品の単価指数推移です。原油情勢が落ち着かないこともあり、ナフサが乱高下しています。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-1808f3e6afbfc6152996e56373183bd4.png" alt="" /></p><p>最後に主要塗料品目の長期（2021年1月&#8658;2026年8月）および短期（2026年2月&#8658;8月）の単価（円/Kg）の上昇幅のグラフを示します。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-22827725720157f53c5dfabcbc8d1ae8.png" alt="" /></p><p>ここ半年の短期での単価上昇を見ると、上昇幅の大きい順に、アミノアルキド樹脂塗料&#62;その他塗料&#62;シンナー&#62;粉体塗料&#62;アクリル樹脂塗料（常乾）&#62;エポキシ樹脂塗料となっています。</p><p>中東情勢にはまだ不安要素が残っており、しばらくは価格が落ち着かない可能性が残っています。</p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91252/">
<title>クマの出没情報、その後とこの先の見通し</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91252/</link>
<description>※本記事を書いた後、各地で10月に入り目撃情報が多発しているというニュースが報じられています。本記事では、先行して調査した秋田県、岩手県の出没情報から、昨年のような爆発的な出没はなさそうだとしておりますが、全国的には必ずしもそうと言えない状況のようですので、「今年もやはり十分な注意が必要だと思われます。」という風に変更させてもらいました。（10月19日）※昨日環境省がクマに関する情報を更新しましたので、8月までの出没情報を中心にご紹介していきたいと思います。8月までの出没情報が最新と言われると、この情報化社会の中でいかにも遅いと感じます。クマにより大きな被害を受けてきた岩手県と秋田県では、それぞれ秋田県が「クマダス」岩手県が「べアーズ」という情報サイトを立ち上げ、報告があればすぐに、場所と時間が表示されるようになっています。実際にクマと対峙せざるを得ない自治体では迅速な情報提供が不可欠であり、このようなシステムが構築されているのですが、環境省の出没情報はひと月半遅れての発表です。クマの出没情報数の多い府県について今年1月から8月までの出没数の推移を過去3年との比較で図示します。縦軸は一致させてありますので、目で見た感じがそのまま出没数の多寡を表しています。今年の推移は赤線で表しております。6月までの推移では、全国でも岩手県や秋田県などでも、最悪と言われた昨年を上回っていましたが、8月の出没件数では、例外なく減少して、過去3年を上回る府県はなくなりました。このまま推移してくれれば、昨年のような大きな被害にはならないという期待がもてます。とは言え、昨年においてもクマの被害は9月以降に急増していますので、この先のデータがほしいところです。冒頭ご紹介した「クマダス」「ベアーズ」では昨日までの出没件数が見れますので、この両県を調べてみました。とりあえず9月までのデータを入れてグラフを描き直しました。今年の9月は明らかに昨年あるいは令和5年とは異なる傾向で、8月よりもさらに少ない出没状況でした。グラフには載せていませんが、10月1日～14日までの2週間の出没件数も岩手県47件、秋田県39件と9月よりも少なくなりそうな件数でした。このまま減少していってくれることを期待します。この両県の9月の推移を見ると、8月から9月にかけて増加したのが令和5年と7年、減少したのが令和6年と8年になっています。これは偶然ではなく、どんぐり等の木の実が豊作、凶作を1年おきに繰り返すことと整合しているように思われます。一方、人身被害者数のデータも更新されていました。ただ、死亡事故については7月10日以降更新されていません。この人身被害者数の統計は9月まで発表されていますが、今年は9月に入っての増加は認められていません。出没件数、人身被害者の9月のデータから見て、今年は昨年のようなクマが大挙して出没する状況は避けられそうな期待もできそうですが、例年出没が最多となる10月にはやはり十分な注意が必要と思われます。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-15T08:20:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179202016414448600" class="cms-content-parts-sin179202016414456800"><p>※本記事を書いた後、各地で10月に入り目撃情報が多発しているというニュースが報じられています。本記事では、先行して調査した秋田県、岩手県の出没情報から、昨年のような爆発的な出没はなさそうだとしておりますが、全国的には必ずしもそうと言えない状況のようですので、「今年もやはり十分な注意が必要だと思われます。」という風に変更させてもらいました。（10月19日）※</p><p>昨日環境省がクマに関する情報を更新しましたので、8月までの出没情報を中心にご紹介していきたいと思います。8月までの出没情報が最新と言われると、この情報化社会の中でいかにも遅いと感じます。クマにより大きな被害を受けてきた岩手県と秋田県では、それぞれ秋田県が「クマダス」岩手県が「べアーズ」という情報サイトを立ち上げ、報告があればすぐに、場所と時間が表示されるようになっています。実際にクマと対峙せざるを得ない自治体では迅速な情報提供が不可欠であり、このようなシステムが構築されているのですが、環境省の出没情報はひと月半遅れての発表です。</p><p>クマの出没情報数の多い府県について今年1月から8月までの出没数の推移を過去3年との比較で図示します。縦軸は一致させてありますので、目で見た感じがそのまま出没数の多寡を表しています。今年の推移は赤線で表しております。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-dfa9630e1fb8a2344990013750a6888b.png" alt="" /></p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-4184b77c8f35c4c07c1a09e4a847764f.png" alt="" /></p><p>6月までの推移では、全国でも岩手県や秋田県などでも、最悪と言われた昨年を上回っていましたが、8月の出没件数では、例外なく減少して、過去3年を上回る府県はなくなりました。このまま推移してくれれば、昨年のような大きな被害にはならないという期待がもてます。</p><p>とは言え、昨年においてもクマの被害は9月以降に急増していますので、この先のデータがほしいところです。冒頭ご紹介した「クマダス」「ベアーズ」では昨日までの出没件数が見れますので、この両県を調べてみました。</p><p>とりあえず9月までのデータを入れてグラフを描き直しました。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-d8adc4f6923b0374ee02ce8a21e2bb95.png" alt="" /></p><p>今年の9月は明らかに昨年あるいは令和5年とは異なる傾向で、8月よりもさらに少ない出没状況でした。グラフには載せていませんが、10月1日～14日までの2週間の出没件数も岩手県47件、秋田県39件と9月よりも少なくなりそうな件数でした。このまま減少していってくれることを期待します。</p><p>この両県の9月の推移を見ると、8月から9月にかけて増加したのが令和5年と7年、減少したのが令和6年と8年になっています。これは偶然ではなく、どんぐり等の木の実が豊作、凶作を1年おきに繰り返すことと整合しているように思われます。</p><p>一方、人身被害者数のデータも更新されていました。ただ、死亡事故については7月10日以降更新されていません。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-7d8f1b2f8a8cb9402e81c11cc8cb30b0.png" alt="" /></p><p>この人身被害者数の統計は9月まで発表されていますが、今年は9月に入っての増加は認められていません。</p><p>出没件数、人身被害者の9月のデータから見て、今年は昨年のようなクマが大挙して出没する状況は避けられそうな期待もできそうですが、例年出没が最多となる10月にはやはり十分な注意が必要と思われます。</p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91249/">
<title>少晴多雨・・各都道府県庁所在地の9月における降水量と日照時間</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91249/</link>
<description>９月の月間降水量と日照時間を調べてみました。全国的な傾向を求めるため各都道府県庁所在地の降水量と日照時間を調べました。ほぼ全国的に「少晴多雨」であったことがわかりました。もちろん「少晴多雨」などという四文字熟語はありませんが、雨が多く、日照時間が少なかったということを四文字で表現するとこんな言葉になるのかと思います。最初に降水量のデータからご紹介します。出典はすべて気象庁の「過去の気象データ検索」です。各地の月間降水量を左から右へ、北から順に並べてみると下図のようになりました。関東地方と山梨県を黄色に、東海地方をオレンジ色で示していますが、このあたりの降水量が多かったことがわかります。これを平年値と比べてみました。青が2026年9月、赤が9月の平年値（1991年～2020年の30年間の平均）です。札幌と高知を除き、全てのケースで2026年９月の降水量が平年値の降水量を上回りました。中でもさきほど今年9月の降水量のグラフで色付けした都県が抜きん出て平年値を上回っています。今度は降水量の多い順に並び変えてみました。やはり関東地方、東海地方の降水量が多いという結果でした。わずかに例外は宮崎県で、上から4番目でした。さらに9月の降水量を平年値と比較して平年値比％として多い順に並べてみました。ここでも同じような結果になりました。上位10県のうち関東、東海以外は2県のみでした。さらに重要なことは、47都道府県中39都道府県が平年比100％を超えているということです。平均をとると152％になりました。乱暴な言い方をすれば、今年の9月は、平年の1.5倍の雨が降ったということになります。特に千葉は平年比で376％でした。4倍弱の量です。となると当然日照時間は少なくなるであろうと想像がつきますが、事実その通りの結果でした。まず北から順に並べた日照時間です。先ほどの降水量とは真逆の傾向にあり、甲府と関東地方、さらに東海地方の日照時間が少なかったことがわかります。これを平年値と比較してみます。平年値の日照時間が今年9月の日照時間を上回ったのは、札幌、青森、秋田、那覇の4都市だけで、あとはずべて平年値が上回りました。日照時間についても多い順に並べてみました。これも先ほどの降水量とは逆の結果でした。関東地方、東海地方は少ない方のトップ10に名を連ねています。さらに平年比が大きい順に並べてみました。平年比で比べても結果は日照時間そのものの順番と大差ありません。少ない方は圧倒的に関東、東海で占められています。そしてさらに重要なことは日照時間が平年比で100％を超えたのは、青森、那覇、札幌、秋田、長崎の5都市だけで、あとは全て平年値を下回りました。平均をとると65％になりました。これも先ほどと同様に乱暴な言い方をすれば、日照時間は全国平均で平年値の約2/3でした。以上を要約すると以下のようになります。9月の日本全体の降水量と日照時間については、雨が多く（平年の1.5倍ほど）、日照時間が少ない（平年の約2/3ほど）月であった。平年値よりも降水量の多かった都道府県数が39、平年値よりも日照時間が少なかった都道府県数が42とこの傾向はほぼ全国的であった。地域的には関東地方と山梨県、東海地方においてこの傾向が著しく、顕在化している水害被害のみならず、短期的・中長期的な農作物への影響も心配される。こうした現象の背景に温暖化があることは否定できないものと思われます。温暖化によって水害と干ばつの２極化が進むと言われており、今年の夏には、飲料用水の取水制限が行われたことも考えれば、やはり来年以降もこうした降水・日照に関しても極端な現象に備える必要があると思われます。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-14T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179170727801348800" class="cms-content-parts-sin179170727801356500"><p>９月の月間降水量と日照時間を調べてみました。全国的な傾向を求めるため各都道府県庁所在地の降水量と日照時間を調べました。ほぼ全国的に「少晴多雨」であったことがわかりました。もちろん「<span style="font-size: 1rem;">少晴多雨」などという四文字熟語はありませんが、雨が多く、日照時間が少なかったということを四文字で表現するとこんな言葉になるのかと思います。</span></p><p>最初に降水量のデータからご紹介します。出典はすべて気象庁の「過去の気象データ検索」です。各地の月間降水量を左から右へ、北から順に並べてみると下図のようになりました。関東地方と山梨県を黄色に、東海地方をオレンジ色で示していますが、このあたりの降水量が多かったことがわかります。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-09d8c4363f19228d3b597a7553220104.png" alt="" /></p><p>これを平年値と比べてみました。青が2026年9月、赤が9月の平年値（1991年～2020年の30年間の平均）です。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-91ab2942c53b693c19a517872b732777.png" alt="" /></p><p>札幌と高知を除き、全てのケースで2026年９月の降水量が平年値の降水量を上回りました。中でもさきほど今年9月の降水量のグラフで色付けした都県が抜きん出て平年値を上回っています。</p><p>今度は降水量の多い順に並び変えてみました。やはり関東地方、東海地方の降水量が多いという結果でした。わずかに例外は宮崎県で、上から4番目でした。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-63dc75d525e697268c5494f8a82cc56b.png" alt="" /></p><p>さらに9月の降水量を平年値と比較して平年値比％として多い順に並べてみました。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-e4587e8854e773c59830b08a523ff681.png" alt="" /></p><p>ここでも同じような結果になりました。上位10県のうち関東、東海以外は2県のみでした。さらに重要なことは、47都道府県中39都道府県が平年比100％を超えているということです。平均をとると152％になりました。乱暴な言い方をすれば、今年の9月は、平年の1.5倍の雨が降ったということになります。特に千葉は平年比で376％でした。4倍弱の量です。</p><p>となると当然日照時間は少なくなるであろうと想像がつきますが、事実その通りの結果でした。まず北から順に並べた日照時間です。先ほどの降水量とは真逆の傾向にあり、甲府と関東地方、さらに東海地方の日照時間が少なかったことがわかります。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-ecf434c2ad60bc9301a60c257ad8b259.png" alt="" /></p><p>これを平年値と比較してみます。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-8fd89cf893e78b8f17b1ee829fc95e19.png" alt="" /></p><p>平年値の日照時間が今年9月の日照時間を上回ったのは、札幌、青森、秋田、那覇の4都市だけで、あとはずべて平年値が上回りました。</p><p>日照時間についても多い順に並べてみました。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-e3f6ddcaac3b42b8d55f62fa92b091bb.png" alt="" /></p><p>これも先ほどの降水量とは逆の結果でした。関東地方、東海地方は少ない方のトップ10に名を連ねています。さらに平年比が大きい順に並べてみました。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-90f8165c019995b81f97a808d75a466b.png" alt="" /></p><p>平年比で比べても結果は日照時間そのものの順番と大差ありません。少ない方は圧倒的に関東、東海で占められています。そしてさらに重要なことは日照時間が平年比で100％を超えたのは、青森、那覇、札幌、秋田、長崎の5都市だけで、あとは全て平年値を下回りました。平均をとると65<span style="font-size: 1rem;">％になりました。これも先ほどと</span>同様に乱暴な言い方をすれば、日照時間は全国平均で平年値の約2/3でした。</p><p>以上を要約すると以下のようになります。</p><p><strong>9月の日本全体の降水量と日照時間については、雨が多く（平年の1.5倍ほど）、日照時間が少ない（平年の約2/3ほど）月であった。平年値よりも降水量の多かった都道府県数が39、平年値よりも日照時間が少なかった都道府県数が42とこの傾向はほぼ全国的であった。地域的には関東地方と山梨県、東海地方においてこの傾向が著しく、顕在化している水害被害のみならず、短期的・中長期的な農作物への影響も心配される。</strong></p><p>こうした現象の背景に温暖化があることは否定できないものと思われます。温暖化によって水害と干ばつの２極化が進むと言われており、今年の夏には、飲料用水の取水制限が行われたことも考えれば、やはり来年以降もこうした降水・日照に関しても極端な現象に備える必要があると思われます。</p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91247/">
<title>野辺山からアルマへ・・ミリ波干渉計の話</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91247/</link>
<description>先週は、野辺山とアルマ望遠鏡の概要を書きました。今日はいよいよ「小さな望遠鏡を広い場所にたくさん並べ、それらを連動させて1つの巨大な望遠鏡として機能させる」という「ミリ波干渉計」の説明をします。これも前回同様に「アルマ望遠鏡」のサイトからの引用です。 https://alma-telescope.jp/about/ 　　　　 最初はアルマ望遠鏡の画像と光学望遠鏡の画像を合体した画像を示します。光学望遠鏡では捉えることができなかった低温のガス分布を見ることができるようになり、これまで見ることができなかった宇宙の姿が詳しく描かれるようになったと説明されています。 それでは電波望遠鏡はどのような原理で宇宙からのミリ波を捉えているのでしょう。電波望遠鏡の仕組みについてもアルマ望遠鏡のサイト（下記URL)から引用して説明します。 https://alma-telescope.jp/column/almabasics-1.html 　　　 パラボラアンテナは見たい方向を向き電波を集めますので、人間の目で言えば眼球と水晶体にあたります。そして像を結ぶ網膜にあたるのは、受信機と呼ばれるもので、光ファイバーを通じてコンピューターに送られ処理されます。 ミリ波についての説明をしていませんでしたが、可視光線、赤外線よりは波長が長く、大容量通信（５G）やレーダーに使用される波長帯です。 さていよいよ電波干渉計の説明です。この説明もアルマ望遠鏡のサイト（下記URL）からの引用です。 https://alma-telescope.jp/column/almabasics-2.html# 　　　 干渉計はアンテナ2台が一組になって観測に使用されます。ここで重要なのは観測される時間です。天体からの距離が同じである場合には、アンテナに電波が到着する時間は同じです。（下左図）しかし、少し傾いた方向に天体がある場合には、アンテナに到着する時間にずれが生じます。（下図中）図のように右のアンテナに少し遅れて到着するとすれば、アンテナ間に直角三角形ができ、アンテナ間の距離をもとに角度Eが求まります。天体がさきほどの場所から異なる場所にある場合には、2台にアンテナの到着する時間が先ほどとは変化し、その分直角三角形の角度Eも角度eに変化します。（下図右）このように2台のアンテナに到着する時間のずれを測定することで、電波の来る方角が定まります。 ただし、同じ方角からくる電波については距離の区別がつきません。これを解決するにはもう1台アンテナを増やせば解決できます。実際には66台ものアンテナを使用して、多くの方向、場所から時間差を測定することで、電波源の分布がわかり鮮明な画像が得られるようになります。（下図左） アルマ望遠鏡では、66台のアンテナを「計算しつくされた不規則性」に配置しています。アンテナを遠くに離すと解像度があがります。その一方で観測対象域が狭くなります。反対に広い視野で見るためにはアンテナどうしを近づける必要があり、アルマ望遠鏡では、接近して設置した群と離して設置する群の2群のアンテナ配置になっています。（下図中写真） さらに長時間観測を継続することで、地球の自転によって天体に対しての位置が変化することを利用し、同じ天体を別方向から観測することができます。（下図右） 　　　 実際のアルマ望遠鏡の構成は、下図のようになっており、2台のアンテナペアを離して行う観測には欧米製直径12Ｍのアンテナが、広い範囲の天体を観測するには直径7ｍと直径12Ｍのの日本製アンテナが使用されています。ただし、日本製直径12Ｍのアンテナはシングルディッシュ観測という2台ペアの時間差計測ではなく1台単独での観測を行っており、それらをすべて合成することで、多用途での観測が可能なオールマイティ望遠鏡になっています。 以上がミリ波干渉計の説明です。世界各国で協力して巨大望遠鏡を作り上げ計測を続けているというのは、人類が誇るべき国際協力の好事例ではないでしょうか？自国第一主義が目立つ昨今ですが、宇宙観測については、こうしたワンチームの観測が継続されるよう期待してやみません。 </description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-13T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179126767963425700" class="cms-content-parts-sin179126767963433400"><p>先週は、野辺山とアルマ望遠鏡の概要を書きました。今日はいよいよ「小さな望遠鏡を広い場所にたくさん並べ、それらを連動させて1つの巨大な望遠鏡として機能させる」という「ミリ波干渉計」の説明をします。これも前回同様に「アルマ望遠鏡」のサイトからの引用です。</p> <p></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"><span style="font-size: small;"><span style="font-family: 游ゴシック; color: black;"><a href="https://alma-telescope.jp/about/">https://alma-telescope.jp/about/</a></span></span></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"></p> <p>　　　　</p> <p></p> <p>最初はアルマ望遠鏡の画像と光学望遠鏡の画像を合体した画像を示します。<span style="font-size: 1rem;">光学望遠鏡では捉えることができなかった低温のガス分布を見ることができるようになり、</span><span style="font-size: 1rem;">これまで見ることができなかった宇宙の姿が詳しく描かれるようになったと説明されています。</span></p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-9ca3e9cc87a94a5c32490c752ebcae64.png" alt="" /></p> <p>それでは電波望遠鏡はどのような原理で宇宙からのミリ波を捉えているのでしょう。電波望遠鏡の仕組みについてもアルマ望遠鏡のサイト（下記URL)から引用して説明します。</p> <p></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"><span style="font-size: small;"><span style="font-family: 游ゴシック; color: black;"><a href="https://alma-telescope.jp/column/almabasics-1.html">https://alma-telescope.jp/column/almabasics-1.</a></span></span><span style="font-size: small;"><span style="font-family: 游ゴシック; color: black;"><a href="https://alma-telescope.jp/column/almabasics-1.html">html</a></span></span></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"></p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-01e59e3c504985a241caf15b179aefa8.png" alt="" /></p> <p></p> <p>パラボラアンテナは見たい方向を向き電波を集めますので、人間の目で言えば眼球と水晶体にあたります。そして像を結ぶ網膜にあたるのは、受信機と呼ばれるもので、光ファイバーを通じてコンピューターに送られ処理されます。</p> <p>ミリ波についての説明をしていませんでしたが、可視光線、赤外線よりは波長が長く、大容量通信（５G）やレーダーに使用される波長帯です。</p> <p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-e0295726f73ebdd34d7db5a12c4a80d2.png" width="550" height="655" alt="" /></p> <p>さていよいよ電波干渉計の説明です。この説明もアルマ望遠鏡のサイト（下記URL）からの引用です。</p> <p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;"><span style="font-size: small;"><span style="font-family: 游ゴシック; color: black;"><a href="https://alma-telescope.jp/column/almabasics-2.html">https://alma-telescope.jp/column/almabasics-2.html</a></span></span><span style="font-size: small;"><span style="font-family: 游ゴシック; color: black;"><a href="https://alma-telescope.jp/column/almabasics-2.html">#</a></span></span></p> <p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;">　　　</p> <p>干渉計はアンテナ2台が一組になって観測に使用されます。ここで重要なのは観測される時間です。天体からの距離が同じである場合には、アンテナに電波が到着する時間は同じです。（下左図）しかし、少し傾いた方向に天体がある場合には、アンテナに到着する時間にずれが生じます。（下図中）図のように右のアンテナに少し遅れて到着するとすれば、アンテナ間に直角三角形ができ、アンテナ間の距離をもとに角度Eが求まります。天体がさきほどの場所から異なる場所にある場合には、2台にアンテナの到着する時間が先ほどとは変化し、その分直角三角形の角度Eも角度eに変化します。（下図右）このように2台のアンテナに到着する時間のずれを測定することで、電波の来る方角が定まります。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-cbca6de9779671cc3ece22ea4197ea30.png" alt="" /></p> <p>ただし、同じ方角からくる電波については距離の区別がつきません。これを解決するにはもう1台アンテナを増やせば解決できます。実際には66台ものアンテナを使用して、多くの方向、場所から時間差を測定することで、電波源の分布がわかり鮮明な画像が得られるようになります。（下図左）</p> <p>アルマ望遠鏡では、66台のアンテナを「計算しつくされた不規則性」に配置しています。アンテナを遠くに離すと解像度があがります。その一方で観測対象域が狭くなります。反対に広い視野で見るためにはアンテナどうしを近づける必要があり、アルマ望遠鏡では、接近して設置した群と離して設置する群の2群のアンテナ配置になっています。（下図中写真）</p> <p>さらに長時間観測を継続することで、地球の自転によって天体に対しての位置が変化することを利用し、同じ天体を別方向から観測することができます。（下図右）</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-a000da61f9ff4ae64804f0d5695cbc78.png" alt="" /></p> <p>　　　</p> <p>実際のアルマ望遠鏡の構成は、下図のようになっており、2台のアンテナペアを離して行う観測には欧米製直径12Ｍのアンテナが、広い範囲の天体を観測するには直径7ｍと直径12Ｍの<span style="font-size: 1rem;">の日本製アンテナが使用されています。ただし、日本製直径12Ｍのアンテナはシングルディッシュ観測という2台ペアの時間差計測ではなく1台単独での観測を行っており、それらをすべて合成することで、多用途での観測が可能なオールマイティ望遠鏡になっています。</span></p> <p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-377878aced4b8832168971b922208257.png" width="600" height="480" alt="" /></p> <p>以上がミリ波干渉計の説明です。世界各国で協力して巨大望遠鏡を作り上げ計測を続けているというのは、人類が誇るべき国際協力の好事例ではないでしょうか？自国第一主義が目立つ昨今ですが、宇宙観測については、こうしたワンチームの観測が継続されるよう期待してやみません。</p> <p></p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91246/">
<title>野辺山からアルマへ・・電波望遠鏡の話</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91246/</link>
<description>先日、当組合ホームぺージのホームに野辺山の宇宙電波観測所の写真を載せ、近日中に記事を書きますとコメントを残しておきました。今日はその野辺山で見た直径10Mのパラボラアンテナを使って直径600Mの望遠鏡と同じような観測ができるという技術が、日本を飛び出し他国と共同で世界一のアルマ望遠鏡となって活躍している話を書きたいと思います。 最初に先日撮った野辺山にある直径10Mの「ミリ波干渉計」（この言葉は後で詳述します）の写真を示します。これらは「ミリ波干渉計」はすでにその役目を終え、これまでに培われた技術.知見はチリのアルマ望遠鏡に引き継がれています。 話は横道にそれますが野辺山にはまだ現役で観測を継続している機器が2種類あります。直径45M、世界最大級の「電波望遠鏡」と「太陽電波強度偏波計」です。それぞれの説明を国立天文台　野辺山宇宙電波観測所のサイトから引用してご紹介します。 https://www2.nro.nao.ac.jp/public/teles.html 　　　 さて、そもそも電波望遠鏡とは何か、普通の望遠鏡と何が違うのか？そして「ミリ波干渉計」を使って巨大径の望遠鏡を作るというのはどういうことなのか？・・・これから順番にアルマ望遠鏡のサイトから引用して説明していきます。 アルマ望遠鏡サイトの「アルマ望遠鏡とは」（下記URL)から「電波望遠鏡」、「ミリ波干渉計」を説明します。 https://alma-telescope.jp/about/ 　　　 　　　 ①光学望遠鏡は、高温の星から発する可視光を観測しています。可視光は私たちも見ることができる、波長が400～780nmの光です。②しかし星の材料となる塵やガスなどは温度が低いため光学望遠鏡では見ることができず、ミリ波やサブミリ波と呼ばれるより波長の長い電波を観測できる電波望遠鏡で観測します。③一般に望遠鏡はその口径が大きくなるほど解像力があがり微弱なものでも捉えることができるようになります。④しかしそれには限界があり、そこで考え出されたのが、小さな望遠鏡をたくさんならべそれを連動させ巨大な望遠鏡とする干渉計です。⑤アルマ望遠鏡では、合計66台の望遠鏡を連動させて一つの巨大望遠鏡を作り出しています。⑥この66台を最大16km（東京の山の手線の直径に相当）離れた位置に設置できます。解像度は人間の目に例えると視力1200、大阪に落ちている1円玉が東京から見える能力に相当し、これまでの光学望遠鏡の10倍、電波望遠鏡の数十から100倍の高性能になります。 　　　 　　　 世界最高の電波望遠鏡を設置する場所として選ばれたのが、チリのアタカマでした。観測の障害となり空気や水蒸気が少ない場所であり、かつ広い平地が必要でしたが、世界中の候補から選ばれたのがアタカマでした。海抜5000メートルで年間降水量が100ｍｍ以下世界で最も乾燥した場所の一つと言われています。 　　 この巨大プロジェクトは、日米欧をはじめとした国際協力で実現しました。熾烈な競争の一方で、強力が不可欠だったからです。1980年代から1990年代にかけて、各国で巨大望遠鏡が計画されましたが、話し合いの中から各国で協力して理想の望遠鏡を作ろうということになり、アルマ望遠鏡計画が生まれました。 　　　 日本はこのアルマ望遠鏡において大きな貢献をしています。アルマ望遠鏡を構成する66台の干渉計（望遠鏡）のうち約1/4にあたる16台が日本製です。付随する受信機やスーパーコンピューターも日本製です。これらはアタカマコンパクトアレーと呼ばれる広視野観測用に使用されています。 　　　 以上がアルマ望遠鏡の概要です。野辺山で培われた技術や経験が、世界の共同プロジェクトであるアルマ望遠鏡に引き継がれていることがお分かりただけたかと思います。しかし、まだミリ波干渉計についての説明ができていませんので、来週のブログでご説明したいと思います。 </description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-09T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179126390305962500" class="cms-content-parts-sin179126390305970600"><p>先日、当組合ホームぺージのホームに野辺山の宇宙電波観測所の写真を載せ、近日中に記事を書きますとコメントを残しておきました。今日はその野辺山で見た直径10Mのパラボラアンテナを使って直径600Mの望遠鏡と同じような観測ができるという技術が、日本を飛び出し他国と共同で世界一のアルマ望遠鏡となって活躍している話を書きたいと思います。</p> <p>最初に先日撮った野辺山にある直径10Mの「ミリ波干渉計」（この言葉は後で詳述します）の写真を示します。これらは「ミリ波干渉計」はすでにその役目を終え、これまでに培われた技術.知見はチリのアルマ望遠鏡に引き継がれています。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-aa10bc8acb90dd9b7e6e51155c7ad4b8.png" alt="" /></p> <p>話は横道にそれますが野辺山にはまだ現役で観測を継続している機器が2種類あります。直径45M、世界最大級の「電波望遠鏡」と「太陽電波強度偏波計」です。それぞれの説明を国立天文台　野辺山宇宙電波観測所のサイトから引用してご紹介します。</p> <p></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"><span style="font-size: small;"><span style="font-family: 游ゴシック; color: black;"><a href="https://www2.nro.nao.ac.jp/public/teles.html">https://www2.nro.nao.ac.jp/public/teles.html</a></span></span><span style="font-size:14.0pt;font-family:游ゴシック;mso-ascii-font-family:游ゴシック;&#10;mso-fareast-font-family:游ゴシック;mso-bidi-font-family:+mn-cs;mso-ascii-theme-font:&#10;minor-latin;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-bidi-theme-font:minor-bidi;&#10;color:black;mso-color-index:1;mso-font-kerning:12.0pt;language:en-US;&#10;text-combine:letters;mso-style-textfill-type:solid;mso-style-textfill-fill-themecolor:&#10;text1;mso-style-textfill-fill-color:black;mso-style-textfill-fill-alpha:100.0%"> </span></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-9633975c14326b5effa7dff94107207c.png" alt="" /></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"></p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-6e276e82366e47e3a6562bd26b5b6889.png" alt="" /></p> <p></p> <p>さて、そもそも電波望遠鏡とは何か、普通の望遠鏡と何が違うのか？そして「ミリ波干渉計」を使って巨大径の望遠鏡を作るというのはどういうことなのか？・・・これから順番にアルマ望遠鏡のサイトから引用して説明していきます。</p> <p>アルマ望遠鏡サイトの「アルマ望遠鏡とは」（下記URL)から「電波望遠鏡」、「ミリ波干渉計」を説明します。</p> <p></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"><span style="font-size: small;"><span style="font-family: 游ゴシック; color: black;"><a href="https://alma-telescope.jp/about/">https://alma-telescope.jp/about/</a></span></span></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"><span style="font-size:14.0pt;font-family:游ゴシック;mso-ascii-font-family:游ゴシック;&#10;mso-fareast-font-family:游ゴシック;mso-bidi-font-family:+mn-cs;mso-ascii-theme-font:&#10;minor-latin;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-bidi-theme-font:minor-bidi;&#10;color:black;mso-color-index:1;mso-font-kerning:12.0pt;language:ja;text-combine:&#10;letters;mso-style-textfill-type:solid;mso-style-textfill-fill-themecolor:text1;&#10;mso-style-textfill-fill-color:black;mso-style-textfill-fill-alpha:100.0%">　　　</span></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-d2c501d4d41f1208a63af3c98fd74952.png" alt="" /></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">①光学望遠鏡は、高温の星から発する可視光を観測しています。可視光は私たちも見ることができる、波長が400～780nmの光です。②しかし星の材料となる塵やガスなどは温度が低いため光学望遠鏡では見ることができず、ミリ波やサブミリ波と呼ばれるより波長の長い電波を観測できる電波望遠鏡で観測します。③一般に望遠鏡はその口径が大きくなるほど解像力があがり微弱なものでも捉えることができるようになります。④しかしそれには限界があり、そこで考え出されたのが、小さな望遠鏡をたくさんならべそれを連動させ巨大な望遠鏡とする干渉計です。⑤アルマ望遠鏡では、合計66台の望遠鏡を連動させて一つの巨大望遠鏡を作り出しています。⑥この66台を最大16km（<span style="font-size: 1rem;">東京の山の手線の直径に相当）</span><span style="font-size: 1rem;">離れた位置に設置できます。解像度は人間の目に例えると視力1200、大阪に落ちている1円玉が東京から見える能力に</span><span style="font-size: 1rem;">相当し、これまでの光学望遠鏡の10倍、電波望遠鏡の数十から100倍の高性能になります。</span></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-bc94f020cb7c941af6d503f681d20fb0.png" alt="" /></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">世界最高の電波望遠鏡を設置する場所として選ばれたのが、チリのアタカマでした。観測の障害となり空気や水蒸気が少ない場所であり、かつ広い平地が必要でしたが、世界中の候補から選ばれたのがアタカマでした。海抜5000メートルで年間降水量が100ｍｍ以下世界で最も乾燥した場所の一つと言われています。</p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　</p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">この巨大プロジェクトは、日米欧をはじめとした国際協力で実現しました。熾烈な競争の一方で、強力が不可欠だったからです。1980年代から1990年代にかけて、各国で巨大望遠鏡が計画されましたが、話し合いの中から各国で協力して理想の望遠鏡を作ろうということになり、アルマ望遠鏡計画が生まれました。</p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">日本はこのアルマ望遠鏡において大きな貢献をしています。アルマ望遠鏡を構成する66台の干渉計（望遠鏡）のうち約1/4にあたる16台が日本製です。付随する受信機やスーパーコンピューターも日本製です。これらはアタカマコンパクトアレーと呼ばれる広視野観測用に使用されています。</p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">　　　</p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging"></p> <p style="language:ja;margin-top:0pt;margin-bottom:0pt;margin-left:0in;&#10;text-align:left;direction:ltr;unicode-bidi:embed;mso-line-break-override:none;&#10;word-break:normal;punctuation-wrap:hanging">以上がアルマ望遠鏡の概要です。野辺山で培われた技術や経験が、世界の共同プロジェクトであるアルマ望遠鏡に引き継がれていることがお分かりただけたかと思います。しかし、まだミリ波干渉計についての説明ができていませんので、来週のブログでご説明したいと思います。</p> <p></p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91248/">
<title>硤合不斉自己触媒反応（祝ノーベル化学賞）</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91248/</link>
<description>昨晩、2026年のノーベル化学賞に東京理科大学名誉教授の硤合憲三（そあいけんそう）氏がパリ南大学のアンリ・カガン氏ととおもに選出されたと報じられました。主な受賞理由としては、タイトルに挙げた硤合不斉自己触媒反応を発見し、同じ化学式で表せるものの立体構造が鏡に写したような関係にある有機化合物（鏡像異性体）の一方だけが作り出される仕組みを解明したとされています。もう少し嚙み砕きますと時事ドットコム（下記接続先）では次のように説明されています。そあい憲三・名誉教授らにノーベル賞　不斉自己触媒反応の発見―化学賞、２年連続：時事ドットコム有機化合物の中には、構成する原子の数や種類が同じでも、鏡に写したように反対の立体構造になっているものがある。右手と左手の関係に例えられるが、工夫せず合成すると右手系と左手系が同じ量だけ混在した状態でできる。しかし、自然界では一方だけが極端に多くなっており、なぜこのような差が生まれるかが謎だった。また、医薬品などの合成では一方が薬に、一方が毒となることもあり、目的の化合物だけを作る方法が研究されていた。　カガン氏は1986年、一方の鏡像異性体を多く生成することに成功。硤合氏は1995年、左右の鏡像異性体にごくわずかな差が生じるように反応させると、生成物がさらに触媒として働き、一方の異性体が増殖する反応（不斉自己触媒反応）を発見した。　成果は、新たな医薬品合成法開発につながるほか、生命を形作る物質の起源をひもとく手掛かりになると期待されている。　　引用終わり通常の化学反応では、合成された有機化合物が立体的に左右対称のもの（鏡像異性体）が半分ずつ生成します。しかし、生体内では、どちらか片方しか存在せず、その理由がわかりませんでした。硤合氏は構造異性体の比率がごくわずかに異なるものを出発物質として、そこで生成される物質がさらに触媒となって作用し、ほとんど片方の鏡像異性体だけの物質に変化することを発見しました。これが硤合不斉自己触媒反応です。この反応がどのような反応か調べてみました。2009年7月7日のChem-Stationに詳細な解説（下記URL)がありました。https://www.chem-station.com/odos/2009/07/-soai-asymmetric-autocatalysis.html　　　具体的には、ジイソプロピル亜鉛 (i-Pr)₂Zn を、ピリミジン-5-カルバルデヒド類のアルデヒドへ不斉1,2-付加させ、光学活性な第二級アルコール（ピリミジルアルカノール）を与える反応です。以下この解説を引用します。この反応が際立っているのは、生成物であるピリミジルアルカノール自身が本反応の不斉触媒として働く「不斉自己触媒反応（asymmetric autocatalysis）」である点にある。生成物＝触媒であるため反応が進むほど触媒量が増える（自己複製的挙動）と同時に、生成物のee*が「種」として加えた触媒のeeより高くなる不斉増幅を伴う。片方のエナンチオマーがごくわずかに過剰な触媒（極端な例では0.00005%程度のee）から出発しても、増幅された生成物を次サイクルの触媒として供する操作を数回繰り返すことで、&#62;99% ee の光学的に純粋な化合物に到達しうる。ee*:：エナンチオマー過剰率＝片方の鏡像異性体がもう一方の鏡像異性体の量を上回っている比率　　　　　　　　　　　　エナンチオマー：鏡像異性体この事実は「光学活性な化合物を得るために最初からeeの高い化合物を用いる必要はなく、ほんのわずかな不斉の偏りを光学的に純粋なものへ変換できるシステムが存在する」ことの実証例であり、きわめて画期的な発見であった。この特徴ゆえ、「自然界のアミノ酸や糖はなぜ片方のエナンチオマーが主に存在するのか」という不斉の起源（ホモキラリティー / Homochirality）を理解するためのモデル反応とみなされ、有機合成の枠を超えて広く注目されている。なお、高い不斉増幅を示す実用的な不斉自己触媒反応の例は、報告から約30年を経た現在でも本反応系がほぼ唯一とされる。引用終わりこの反応が今なお注目されている理由は、ほんの少しだけ片方の異性体が多い状態から、特に外から触媒を加えずにほぼ片方の異性体だけの状態になることであり、自然界で見られる「片方だけの異性体のみが存在する理由」を解明する手掛かりになるのではと期待されるだけでなく、創薬にも応用できることが期待されるからです。二年連続の日本人によるノーベル化学賞受賞がうれしかったので、引用ばかりで恐縮ですが、速報させてもらいました。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-08T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179137405241825000" class="cms-content-parts-sin179137405241831900"><p>昨晩、2026年のノーベル化学賞に東京理科大学名誉教授の硤合憲三（そあいけんそう）氏がパリ南大学のアンリ・カガン氏ととおもに選出されたと報じられました。主な受賞理由としては、タイトルに挙げた硤合不斉自己触媒反応を発見し、同じ化学式で表せるものの立体構造が鏡に写したような関係にある有機化合物（鏡像異性体）の一方だけが作り出される仕組みを解明したとされています。</p><p>もう少し嚙み砕きますと時事ドットコム（下記接続先）では次のように説明されています。</p><p><a href="https://www.jiji.com/jc/article?k=2026100701005&#38;g=soc">そあい憲三・名誉教授らにノーベル賞　不斉自己触媒反応の発見―化学賞、２年連続：時事ドットコム</a></p><div><strong>有機化合物の中には、構成する原子の数や種類が同じでも、鏡に写したように反対の立体構造になっているものがある。右手と左手の関係に例えられるが、工夫せず合成すると右手系と左手系が同じ量だけ混在した状態でできる。しかし、自然界では一方だけが極端に多くなっており、なぜこのような差が生まれるかが謎だった。また、医薬品などの合成では一方が薬に、一方が毒となることもあり、目的の化合物だけを作る方法が研究されていた。<br /></strong></div><div><strong>　カガン氏は1986年、一方の鏡像異性体を多く生成することに成功。硤合氏は1995年、左右の鏡像異性体にごくわずかな差が生じるように反応させると、生成物がさらに触媒として働き、一方の異性体が増殖する反応（不斉自己触媒反応）を発見した。</strong><strong>　成果は、新たな医薬品合成法開発につながるほか、生命を形作る物質の起源をひもとく手掛かりになると期待されている。　　</strong><strong>引用終わり</strong></div><p></p><p>通常の化学反応では、合成された有機化合物が立体的に左右対称のもの（鏡像異性体）が半分ずつ生成します。しかし、生体内では、どちらか片方しか存在せず、その理由がわかりませんでした。<span style="font-size: 1rem;">硤合氏は構造異性体の比率がごくわずかに異なるものを出発物質として、そこで生成される物質がさらに触媒となって作用し、ほとんど片方の鏡像異性体だけの物質に変化することを発見しました。これが</span><span style="font-size: 1rem;">硤合不斉自己触媒反応です。</span></p><p>この反応がどのような反応か調べてみました。2009年7月7日のChem-Stationに詳細な解説（下記URL)がありました。</p><p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;"><span style="font-size: small;"><span style="font-family: 游ゴシック; color: black;"><a href="https://www.chem-station.com/odos/2009/07/-soai-asymmetric-autocatalysis.html">https://www.chem-station.com/odos/2009/07/-soai-asymmetric-autocatalysis.</a></span></span><span style="font-size: small;"><span style="font-family: 游ゴシック; color: black;"><a href="https://www.chem-station.com/odos/2009/07/-soai-asymmetric-autocatalysis.html">html</a></span></span></p><p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;">　　　</p><p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;"></p><p>具体的には、ジイソプロピル亜鉛 (i-Pr)₂Zn を、ピリミジン-5-カルバルデヒド類のアルデヒドへ不斉1,2-付加させ、光学活性な第二級アルコール（ピリミジルアルカノール）を与える反応です。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-100a0f3e25a071f93ef82ee53d0e254b.png" alt="" /></p><p>以下この解説を引用します。</p><p><strong>この反応が際立っているのは、生成物であるピリミジルアルカノール自身が本反応の不斉触媒として働く「不斉自己触媒反応（asymmetric autocatalysis）」である点にある。生成物＝触媒であるため反応が進むほど触媒量が増える（自己複製的挙動）と同時に、生成物のee*が「種」として加えた触媒のeeより高くなる不斉増幅を伴う。片方のエナンチオマーがごくわずかに過剰な触媒（極端な例では0.00005%程度のee）から出発しても、増幅された生成物を次サイクルの触媒として供する操作を数回繰り返すことで、&#62;99% ee の光学的に純粋な化合物に到達しうる。</strong></p><p><strong>ee*:：エナンチオマー過剰率＝片方の鏡像異性体がもう一方の鏡像異性体の量を上回っている比率　　　　　　　　　　　　エナンチオマー：鏡像異性体</strong></p><p><strong>この事実は「光学活性な化合物を得るために最初からeeの高い化合物を用いる必要はなく、ほんのわずかな不斉の偏りを光学的に純粋なものへ変換できるシステムが存在する」ことの実証例であり、きわめて画期的な発見であった。この特徴ゆえ、「自然界のアミノ酸や糖はなぜ片方のエナンチオマーが主に存在するのか」という不斉の起源（ホモキラリティー / Homochirality）を理解するためのモデル反応とみなされ、有機合成の枠を超えて広く注目されている。なお、高い不斉増幅を示す実用的な不斉自己触媒反応の例は、報告から約30年を経た現在でも本反応系がほぼ唯一とされる。引用終わり</strong></p><p>この反応が今なお注目されている理由は、ほんの少しだけ片方の異性体が多い状態から、特に外から触媒を加えずにほぼ片方の異性体だけの状態になることであり、自然界で見られる「片方だけの異性体のみが存在する理由」を解明する手掛かりになるのではと期待されるだけでなく、創薬にも応用できることが期待されるからです。</p><p>二年連続の日本人によるノーベル化学賞受賞がうれしかったので、引用ばかりで恐縮ですが、速報させてもらいました。</p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91243/">
<title>平山郁夫、「大シルクロードシリーズ」の感動</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91243/</link>
<description>先日、山梨県北杜市にある平山郁夫シルクロード美術館に行ってきました。この美術館はその名の通り平山郁夫画伯の作品とシルクロード遺跡に関係する美術品を収集・展示している美術館ですが、中でも「大シルクロードシリーズ」と呼ばれる超大作を数多く展示していることでも有名です。この美術館はストロボを使用しなければ写真撮影が可能であり、それをSNSに掲載すると絵葉書をプレゼントしてくれるということでした。本来著作権が残っているのですが、多くの人に知ってもらうため、訪問客に撮影した写真を拡散してもらいたいのだそうで。 「大シルクロードシリーズ」は2階の大展示室に展示してあり壮観でした。折しも雨天の平日とあって訪れる人も少なくゆっくりとこころ行くまで鑑賞することができました。 それでは、以下に当日展示してあった「大シルクロードシリーズ」の写真をご紹介していきます。まずはこの大シルクロードシリーズについての説明からご覧ください。（平山郁夫シルクロード美術館のサイトから引用させていただいています） https://silkroad-museum-collection.jp/ 　　　 とうていこれだけでは平山郁夫のシルクロードに対する思いは伝わらないと思いますので、以下の絵を見ていただきながら、随時解説も付けくわえていきます。まずは「楼蘭遺跡を行く」、「シルクロードを行くキャラバン」についての説明です。 大シルクロードシリーズはこのように、昼と夜、月と太陽、西と東が対になった2枚の作品構成されています。青い背景の夜の絵は、間にガラスがなく直接見ることができるのですが、昼の絵は残念ながらガラス越しでたので、どうしても室内に様子が映り込んでしまいました。楼蘭は説明するまでもなく、シルクロードで栄えた町の名前です。 次のパルミラ遺跡を行くについては以下の説明があります。シリアのパルミラ遺跡も楼蘭同様にシルクロードで栄華を極めたオアシス都市です。 これらの描かれた人たちがどのような目的でどこへ行こうとしているのか、想像を巡らすだけでしばし時間が流れていきました。悠久の時に身をゆだねた気分であり、贅沢な時間を過ごすことができました。画像の美しさだけなら、美術館の作品紹介画像を転載した方が勝っていますが、思い出が蘇ることもあり、あえて素人カメラで撮影した画像を掲載させてもらいました。 この美術館では、これら「大シルクロードシリーズ」以外にも「流水間断無（奥入瀬渓流）」や「八雲立つ　出雲路古代幻想」などの大作も展示されています。文字通り「百聞は一見に如かず」、本物の大迫力と作品に込められた思いを実際に見て感じ取っていただければと思います。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-07T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179090061538993900" class="cms-content-parts-sin179090061539003000"><p>先日、山梨県北杜市にある平山郁夫シルクロード美術館に行ってきました。この美術館はその名の通り平山郁夫画伯の作品とシルクロード遺跡に関係する美術品を収集・展示している美術館ですが、中でも「大シルクロードシリーズ」と呼ばれる超大作を数多く展示していることでも有名です。この美術館はストロボを使用しなければ写真撮影が可能であり、それをSNSに掲載すると絵葉書をプレゼントしてくれるということでした。本来著作権が残っているのですが、多くの人に知ってもらうため、訪問客に撮影した写真を拡散してもらいたいのだそうで。</p> <p>「大シルクロードシリーズ」は2階の大展示室に展示してあり壮観でした。折しも雨天の平日とあって訪れる人も少なくゆっくりとこころ行くまで鑑賞することができました。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-37ea1ba82d6ce2daac425b28ad48e148.png" alt="" /></p> <p>それでは、以下に当日展示してあった「大シルクロードシリーズ」の写真をご紹介していきます。まずはこの大シルクロードシリーズについての説明からご覧ください。（平山郁夫シルクロード美術館のサイトから引用させていただいています）</p> <p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;"><span style="font-size: small;"><span style="font-family: 游ゴシック; color: black;"><a href="https://silkroad-museum-collection.jp/">https://silkroad-museum-collection.jp/</a></span></span><span style="font-size:14.0pt;font-family:游ゴシック;mso-ascii-font-family:游ゴシック;&#10;mso-fareast-font-family:游ゴシック;mso-bidi-font-family:+mn-cs;mso-ascii-theme-font:&#10;minor-latin;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-bidi-theme-font:minor-bidi;&#10;color:black;mso-color-index:1;mso-font-kerning:12.0pt;language:en-US;&#10;text-combine:letters;mso-style-textfill-type:solid;mso-style-textfill-fill-themecolor:&#10;text1;mso-style-textfill-fill-color:black;mso-style-textfill-fill-alpha:100.0%"> </span></p> <p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;">　　　</p> <p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;"></p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-16daffa84007ae7d0187f03be26e4f13.png" alt="" /></p> <p>とうていこれだけでは平山郁夫のシルクロードに対する思いは伝わらないと思いますので、以下の絵を見ていただきながら、随時解説も付けくわえていきます。まずは「楼蘭遺跡を行く」、「シルクロードを行くキャラバン」についての説明です。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-ca5eaf52770b7a334b575707fbd465d3.png" alt="" /></p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-6ea381d3013f3bcc3d19fb7cf2f5017f.png" alt="" /></p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-3c92cfc98c15f51633f0c4074c23cb48.png" alt="" /></p> <p>大シルクロードシリーズはこのように、昼と夜、月と太陽、西と東が対になった2枚の作品構成されています。青い背景の夜の絵は、間にガラスがなく直接見ることができるのですが、昼の絵は残念ながらガラス越しでたので、どうしても室内に様子が映り込んでしまいました。楼蘭は説明するまでもなく、シルクロードで栄えた町の名前です。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-4dc1bf445956513c268b9b4b8f334962.png" alt="" /></p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-7fb2144d45b8dd88988c95774c311f85.png" alt="" /></p> <p>次のパルミラ遺跡を行くについては以下の説明があります。シリアのパルミラ遺跡も楼蘭同様にシルクロードで栄華を極めたオアシス都市です。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-c00555f8444d06f0915243bdef0d58f8.png" alt="" /></p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-3cbf30c6f4e2513072212b7058850908.png" alt="" /></p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-f53bdbd82ef2be5fcb45e5c8225f793a.png" alt="" /></p> <p>これらの描かれた人たちがどのような目的でどこへ行こうとしているのか、想像を巡らすだけでしばし時間が流れていきました。悠久の時に身をゆだねた気分であり、贅沢な時間を過ごすことができました。画像の美しさだけなら、美術館の作品紹介画像を転載した方が勝っていますが、思い出が蘇ることもあり、あえて素人カメラで撮影した画像を掲載させてもらいました。</p> <p>この美術館では、これら「大シルクロードシリーズ」以外にも「流水間断無（奥入瀬渓流）」や「八雲立つ　出雲路古代幻想」などの大作も展示されています。文字通り「百聞は一見に如かず」、本物の大迫力と作品に込められた思いを実際に見て感じ取っていただければと思います。</p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91239/">
<title>水害は温暖化で激甚化しているのか？・・水害統計の記録を調べてみました</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91239/</link>
<description>今年は千葉豪雨をはじめ、先日の台風25号などすいぶんと水害に見舞われた印象があります。そしてその背景には、温暖化の影響があることはもはや疑う余地のないことに思えます。そこで水害の被害状況の推移を実際の統計数値で調べてみることにしました。国土交通省の「水害統計」（下記URL）からデータを引用しました。 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&#38;toukei=00600590&#38;result_page=1 　　　　 非常に多くのデータが収録されているのですが、その中の一つに「明治以降の水害記録」というものがあり、被害金額（平成27年度の時価に換算）と死亡者、行方不明者、負傷者のデータがありましたので、まずこの統計数値からご紹介します。 被害金額は、平成27年（2015年）の金額に換算されているとありましたが、まず年ごとに大きく異なっていることがわかります。一桁大きな金額の年が頻出しています。被害額が１兆円を超える年については、主な水害名を付けておきました。これによると最大は昭和28年の西日本水害で九州を中心に家屋全壊3,441棟、半壊29,588棟、床上浸水200,298棟という大きな被害が記録されています。2番目は令和元年の台風19号、21号による水害、3番目は昭和34年の伊勢湾台風でした。一方。行方不明を含む死傷者数では、伊勢湾台風が圧倒的トップとなっています。被害額はともかくとして、死傷者数は近年では昔に比べると明らかに減少しており、詳細な気象情報が提供されるようになったこと、治水対策が整備されてきたことなどが死傷者数減少に寄与していると考えられます。 詳細な水害資料については、1993年（平成5年）から提供されているのですが、全国の一般資産、公共土木工事、公益事業の金額は2001年以降令和5年までしかわかりませんでした。速報値では令和6年が最新でしたので、昨年や今年のデータについてはわかりません。市町村&#8658;都道府県&#8658;全国という順番で集計していくようなので、大変な時間を要するようです。 縦軸のスケールを合わせて描いていますので、金額の規模が直観的に把握できると思いますが、一般の資産被害（農作物含む）と公共土木工事は大きな水害がない場合はそう変わらない大きさですが、大きな水害が起きると一般資産被害が爆上がりしますので、総合計の数字は一般資産の動きに連動して動きます。 さらに細かく分けて見ても同様な傾向です。一般資産は一般資産+営業停止金額と農作物に分類されていますが、いずれも大きな水害では一気に増加します。一方公共土木工事の大半を占める河川と道路は、一般資産ほど変動しません。 被害額についてのグラフでは、やはり年による差が大きすぎて全体の傾向を見極めるのが簡単ではありませんが、一次近似式（赤い点線）でみても、突出して多い年以外のベースラインでみてもやはり増加傾向にあると思われます。 次に被災家屋数について一覧表とグラフを示します。 床下浸水およぼ床上浸水棟数では、こうして眺めてみても、一次近似線の傾きを見ても、増加傾向にあるという結論にはなりません。ただし、半壊ぉよび全壊・流失の件数では、増加傾向にあるように見えますし、一次近似線の傾きもプラスになりました。 最後被害面積です。これは農地と宅地その他に分けて集計されていますが、農地も宅地その他も一次近似式では増加傾向になりました。ただしR2乗値があまりにも低いのでこうした近似自体に意味がないと言われればそれまでです。 以上見てきたように、水害の統計数値はあまりにも年ごとのデータの変動が大きいため、なかなか気候温暖化によって激甚化していることを証明するのは難しいようです。そうなると昨年、今年の統計数値が待たれるわけですが、今年の数値については、速報が再来年、詳細がその翌年となります。現在までの千葉豪雨に被害状況としては判明している数字としては、全壊12棟、半壊2,183棟、床上浸水1,056棟、床下浸水2,736棟、という程度で、とても金額や面積まではわからないのが実情です。 しかしながら、大きな水害の発生により被害金額が一挙に大きくなることについては見てきた通りです。究極的にはこうした水害から身を守るには、居住地の条件を厳しく選別する必要まで出てくるのでないかと思われます。 </description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-06T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179012595010423600" class="cms-content-parts-sin179012595010432200"><p>今年は千葉豪雨をはじめ、先日の台風25号などすいぶんと水害に見舞われた印象があります。そしてその背景には、温暖化の影響があることはもはや疑う余地のないことに思えます。そこで水害の被害状況の推移を実際の統計数値で調べてみることにしました。国土交通省の「水害統計」（下記URL）からデータを引用しました。</p> <p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;"><span style="font-size: small;"><span style="font-family: 游ゴシック; color: black;"><a href="https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&#38;toukei=00600590&#38;result_page=1">https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&#38;toukei=00600590&#38;result_page=1</a></span></span></p> <p style="margin-top: 0pt; margin-bottom: 0pt; margin-left: 0in; direction: ltr; unicode-bidi: embed; word-break: normal;"></p> <p>　　　　</p> <p>非常に多くのデータが収録されているのですが、その中の一つに「明治以降の水害記録」というものがあり、被害金額（平成27年度の時価に換算）と死亡者、行方不明者、負傷者のデータがありましたので、まずこの統計数値からご紹介します。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-062a72c0b6417a01573602754dada9c5.png" alt="" /></p> <p>被害金額は、平成27年（2015年）の金額に換算されているとありましたが、まず年ごとに大きく異なっていることがわかります。一桁大きな金額の年が頻出しています。被害額が１兆円を超える年については、主な水害名を付けておきました。これによると最大は昭和28年の西日本水害で九州を中心に家屋全壊3,441棟、半壊29,588棟、床上浸水200,298棟という大きな被害が記録されています。2番目は令和元年の台風19号、21号による水害、3番目は昭和34年の伊勢湾台風でした。一方。行方不明を含む死傷者数では、伊勢湾台風が圧倒的トップとなっています。被害額はともかくとして、死傷者数は近年では昔に比べると明らかに減少しており、詳細な気象情報が提供されるようになったこと、治水対策が整備されてきたことなどが死傷者数減少に寄与していると考えられます。</p> <p>詳細な水害資料については、1993年（平成5年）から提供されているのですが、全国の一般資産、公共土木工事、公益事業の金額は2001年以降令和5年までしかわかりませんでした。速報値では令和6年が最新でしたので、昨年や今年のデータについてはわかりません。市町村&#8658;都道府県&#8658;全国という順番で集計していくようなので、大変な時間を要するようです。</p> <p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-d29f967cc8b86b2f607e7e2d2bfae5e6.png" width="750" height="473" alt="" /></p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-266dead764500fb6b2b76d2e2591763c.png" alt="" /></p> <p>縦軸のスケールを合わせて描いていますので、金額の規模が直観的に把握できると思いますが、一般の資産被害（農作物含む）と公共土木工事は大きな水害がない場合はそう変わらない大きさですが、大きな水害が起きると一般資産被害が爆上がりしますので、総合計の数字は一般資産の動きに連動して動きます。</p> <p>さらに細かく分けて見ても同様な傾向です。一般資産は一般資産+営業停止金額と農作物に分類されていますが、いずれも大きな水害では一気に増加します。一方公共土木工事の大半を占める河川と道路は、一般資産ほど変動しません。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-5006cfdd9370a0a570e2fe911be1d30d.png" alt="" /></p> <p>被害額についてのグラフでは、やはり年による差が大きすぎて全体の傾向を見極めるのが簡単ではありませんが、一次近似式（赤い点線）でみても、突出して多い年以外のベースラインでみてもやはり増加傾向にあると思われます。</p> <p></p> <p>次に被災家屋数について一覧表と<span style="font-size: 1rem;">グラフ</span><span style="font-size: 1rem;">を示します。</span></p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-2233ad878e89eabb60a94425af0f23af.png" alt="" /></p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-6f99dabcd2e7e56637113b28f9883ea2.png" alt="" /></p> <p>床下浸水およぼ床上浸水棟数では、こうして眺めてみても、一次近似線の傾きを見ても、増加傾向にあるという結論にはなりません。ただし、半壊ぉよび全壊・流失の件数では、増加傾向にあるように見えますし、一次近似線の傾きもプラスになりました。</p> <p>最後被害面積です。これは農地と宅地その他に分けて集計されていますが、農地も宅地その他も一次近似式では増加傾向になりました。ただしR2乗値があまりにも低いのでこうした近似自体に意味がないと言われればそれまでです。</p> <p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-b98dd1181275bc7768eca3667196b67d.png" width="700" height="421" alt="" /></p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-0ab9989a31e9656a98d7fd6fb27990dd.png" alt="" /></p> <p>以上見てきたように、水害の統計数値はあまりにも年ごとのデータの変動が大きいため、なかなか気候温暖化によって激甚化していることを証明するのは難しいようです。そうなると昨年、今年の統計数値が待たれるわけですが、今年の数値については、速報が再来年、詳細がその翌年となります。現在までの千葉豪雨に被害状況としては判明している数字としては、全壊12棟、半壊2,183棟、床上浸水1,056棟、床下浸水2,736棟、という程度で、とても金額や面積まではわからないのが実情です。</p> <p>しかしながら、大きな水害の発生により被害金額が一挙に大きくなることについては見てきた通りです。究極的にはこうした水害から身を守るには、居住地の条件を厳しく選別する必要まで出てくるのでないかと思われます。</p> <p></p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91244/">
<title>日銀短観2026年6月調査結果・・ワニの口が閉じる！？</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91244/</link>
<description>10月1日に日銀短観が発表になりました。2022年以降開いていたワニの口が閉じました。イラン情勢不安の影響でしょうか、中小企業の回答では、製造業と非製造業の差がなくなりました。さらに細かく言えば、製造業のDI値が良化し、非製造業のDI値が若干落ちてきました。一方で、製造業における大企業と中小企業のDI値の差は、イラン情勢に関係なく平行線を辿っています。出典：日銀　時系列統計データ検索サイト新聞等では紹介されない中小企業の業種別DIについて、塗料に関係のありそうな業種を中心に図示します。中小企業の全業種、製造、非製造という大きなくくりでは、全産業と製造業が若干良化、非製造業は停滞から微妙に悪化という感じです。続いて製造業の業種別DI値の推移です。製造業の業種別DIでは、石油・石炭と窯業・土石がそれぞれ3ポイント、造船重機と金属がそれぞれ4ポイント下がりました。一方で前回まで唯一DIがマイナスだった鉄鋼は前回よりも9ポイント改善して水面上に出ました。自動車も13ポイント改善し好調なようです。その他化学、機械（はん用機械、生産用機械、業務用機械の単純平均）、電機機械も上向き継続で、これまでよかった造船・重機に陰りが見られます。イラン情勢不安による影響は感じられません。製造業と比べると非製造業は停滞感をぬぐえません。情報サービスを除き頭打ちから下降気味です。最後に直近の1年とその前の1年のDI値の比較です。前回調査時とほとんど同じ傾向であり、不動産と宿泊・飲食以外のすべての業種で直近の1年の方がその前の1年よりも改善されています。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-05T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179094079651793800" class="cms-content-parts-sin179094079651800800"><p>10月1日に日銀短観が発表になりました。2022年以降開いていたワニの口が閉じました。イラン情勢不安の影響でしょうか、中小企業の回答では、製造業と非製造業の差がなくなりました。さらに細かく言えば、製造業のDI値が良化し、非製造業のDI値が若干落ちてきました。</p><p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-3b94dadb7508927ada99362c78eb51c9.png" width="700" height="342" alt="" /></p><p style="text-align: left;">一方で、製造業における大企業と中小企業のDI値の差は、イラン情勢に関係なく平行線を辿っています。</p><p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-cf6b4fe4683cbffbaa179f1347401cd1.png" width="700" height="341" alt="" /></p><p>出典：日銀　時系列統計データ検索サイト</p><p>新聞等では紹介されない中小企業の業種別DIについて、塗料に関係のありそうな業種を中心に図示します。</p><p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-0275ab59f3c0298df4e5de5271b92a63.png" width="550" height="247" alt="" /></p><p>中小企業の全業種、製造、非製造という大きなくくりでは、全産業と製造業が若干良化、非製造業は停滞から微妙に悪化という感じです。</p><p>続いて製造業の業種別DI値の推移です。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-5e6976f9a17769b447a2c8c930e7a8a4.png" alt="" /></p><p>製造業の業種別DIでは、石油・石炭と窯業・土石がそれぞれ3ポイント、造船重機と金属がそれぞれ4ポイント下がりました。一方で前回まで唯一DIがマイナスだった鉄鋼は前回よりも9ポイント改善して水面上に出ました。自動車も13ポイント改善し好調なようです。その他化学、機械（はん用機械、生産用機械、業務用機械の単純平均）、電機機械も上向き継続で、これまでよかった造船・重機に陰りが見られます。イラン情勢不安による影響は感じられません。</p><p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-fc13e8061fb506bc7f48029e6a9f9e8b.png" width="690" height="418" alt="" /></p><p>製造業と比べると非製造業は停滞感をぬぐえません。情報サービスを除き頭打ちから下降気味です。</p><p>最後に直近の1年とその前の1年のDI値の比較です。前回調査時とほとんど同じ傾向であり、不動産と<span style="font-size: 1rem;">宿泊・飲食以外のすべての業種で</span><span style="font-size: 1rem;">直近の1年の方がその前の1年よりも改善されています。</span></p><p style="text-align: center;"><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-39b737b0852bc692307a5244806ea1a4.png" width="750" height="380" alt="" /></p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91245/">
<title>アジア大会陸上競技を振り返って・・</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91245/</link>
<description>アジア大会は今日で閉幕しますが、連日多くの競技が行われ、多くの日本選手の活躍ぶりを見ることができました。今日は、陸上競技について自分なりに振り返って選手の健闘を称えたいと思います。趣旨は話題になったかどうかは別にして、私流に「よく頑張った」選手を改めてご紹介したいということです。ここで言う「よく頑張った」とは自分の持てる力を十分発揮できたかどうかの一点に尽きます。具体的には、事前のランキング順位に比べて実際の順位がどうだったかという点のみで評価しています。その評価の前に、全出場選手の成績を、大会直前のランキング順位とともにご紹介します。ここで言事前ランキングとは、大会が始まる直前の世界陸連の種目別ランキングを元に、アジアの選手を各国2名を最大収録人数として作成したランキングの順位です。日本選手については、代表選手以外をランキングから除き、日本以外は無条件に各国上位2名を選んでいます。従って必ずしも日本以外については、このランキング以外の選手が代表になっているかどうかを考慮していないため、必ずしも正確なランキングではないことをお断りしておきます。男子からご紹介します。メダリストは選手名を赤字で示し、選手名欄を色付けし、4～8位までの入賞者は選手名を臙脂色で示し、氏名、順位を太字で示しています。男子は、金メダル7、銀メダル7，銅メダル4、入賞16という立派な成績でした。続いて女子です。女子も男子と同様全般的には健闘が目立ち、金メダル3，銀メダル5，銅メダル6、入賞22という成績でした。さてここからが本題です。2023年のブタペスト世界選手権の際には、下図のようなグラフを作成し選手の健闘ぶりを振り返りました。事前のランキング順位と実際の順位の散布図です。事前のランキング順位は、その選手が大会前にもっていたポテンシャルを表わし、実際の順位は大会におけるパフォーマンを表わしていると考えたわけです。全選手のランキング順位と実際の順位をプロットすると下図のようになりました。ランキング順位＝実際の順位の線を中心に分布していますが、一次回帰を求めると傾きはやや緩くなり、比較的下位の選手の方がよいパフォーマンスを示したケースが多い傾向にありました。今回もこれと同じことをしてみました。上図と比べるとあまり散布図らしくない図になってしまいました。これはランキング順位がすべて10位以内であり、実際の成績もほぼ10位以内と言ってもよいほど出場選手が少ないことが要因です。そのためか、上図と比べるとランキング順位＝実際の順位の線からの乖離幅が小さくなっています。つまりランキング順位と実際の順位は概ね一致する場合が多いということです。回帰線を求めるとおおよそ、実際の順位＝ランキング順位+1となりました。つまり平均的には、平均的にはランキング順位が３位であれば実際の順位が４位となるということを意味しています。もちろんこれは平均とすればという話で、実際には、ランキングを上回ってよい成績を示した選手は大勢いるわけであり、本記事ではそうした選手をご紹介し健闘を称えたいというのが趣旨なのです。ランキング順位＝実際の順位よりも上にプロットされた選手の中で、金メダルについては、男子マラソンの山下選手がランキング5位から、女子の棒高跳の諸田選手、100MHの福部選手がランキング2位からそれぞれ獲得しています。銀メダルについては、男子三段跳の宮尾選手がランキング7位から、400MHの後藤選手がランキング4位から、ハンマー投の福田選手がランキング3位から、女子七種競技の梶木選手がランキング6位から、10000Hの田中希美選手がランキング4位からそれぞれ獲得しています。しかし、別な見方をするとランキング1位でそのまま実際の順位も1位だった選手の方が立派という見方もあります。そうした選手も6人おりグラフ下の中央に書き出しておきました。男子800Mの落合選手、1500Mの飯澤選手、3000M障害の三浦選手、マラソン競歩の勝木選手、十種競技の丸山選手、女子七種競技の田中友梨選手です。まさに横綱相撲での優勝といえるでしょう。男女を比べるとランキング順位より実際の成績がよかった選手、同じ選手の割合が女子の方が男子よりも多いようで、比較すると女子の方が全般的には健闘した選手が多かったのではないかと思われます。ただし、1種目あたりの出場選手数も影響しますので、厳密にはさらに検討を要する事項です。個々の選手、種目について、ランキング順位と実際の成績の関係を一覧表で示します。男子選手では、「ランキング順位よりも実際の順位が良かったが」が6、 「ランク順位と成績が同じ」が9，「ランク順位+1が成績と同じ」が9、「ランク順位+1よりも成績が下」が11でした。女子選手では、「ランキング順位よりも実際の順位が良かったが」が12、&#160;「ランク順位と成績が同じ」が9，「ランク順位+1が成績と同じ」が8、「ランク順位+1よりも成績が下」が7でした。最後にこの大会で自己ベストを更新した選手4名をご紹介します。男子400MHの後藤選手、3000M障害の青木選手、三段跳の宮尾選手、女子棒高跳の諸田選手です。この4人は大舞台でそれまでの自分の記録を更新したわけで文句なく大健闘と言ってよいと思います。自己ベストを更新した選手は必然的に、ランキング順位よりも実際の順位が高くなる可能性が高くなり、事実ほぼその通りになっています。　　　生憎天候に恵まれない大会でしたが、降りしきる雨の中力を限り戦ったすべての選手に賛辞を送りたいと思います。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-04T09:30:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179107404283997800" class="cms-content-parts-sin179107404284005600"><p>アジア大会は今日で閉幕しますが、連日多くの競技が行われ、多くの日本選手の活躍ぶりを見ることができました。今日は、陸上競技について自分なりに振り返って選手の健闘を称えたいと思います。趣旨は話題になったかどうかは別にして、私流に「よく頑張った」選手を改めてご紹介したいということです。ここで言う「よく頑張った」とは自分の持てる力を十分発揮できたかどうかの一点に尽きます。具体的には、事前のランキング順位に比べて実際の順位がどうだったかという点のみで評価しています。その評価の前に、全出場選手の成績を、大会直前のランキング順位とともにご紹介します。</p><p>ここで言事前ランキングとは、大会が始まる直前の世界陸連の種目別ランキングを元に、アジアの選手を各国2名を最大収録人数として作成したランキングの順位です。日本選手については、代表選手以外をランキングから除き、日本以外は無条件に各国上位2名を選んでいます。従って必ずしも日本以外については、このランキング以外の選手が代表になっているかどうかを考慮していないため、必ずしも正確なランキングではないことをお断りしておきます。</p><p>男子からご紹介します。メダリストは選手名を赤字で示し、選手名欄を色付けし、4～8位までの入賞者は選手名を臙脂色で示し、氏名、順位を太字で示しています。男子は、金メダル7、銀メダル7，銅メダル4、入賞16という立派な成績でした。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-11723c2444aa0f13ba8f542f803ca67c.png" alt="" /></p><p>続いて女子です。女子も男子と同様全般的には健闘が目立ち、金メダル3，銀メダル5，銅メダル6、入賞22という成績でした。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-16fe5da0ee4dc4a2d567023b3667a9bb.png" alt="" /></p><p>さてここからが本題です。2023年のブタペスト世界選手権の際には、下図のようなグラフを作成し選手の健闘ぶりを振り返りました。事前のランキング順位と実際の順位の散布図です。事前のランキング順位は、その選手が大会前にもっていたポテンシャルを表わし、実際の順位は大会におけるパフォーマンを表わしていると考えたわけです。全選手のランキング順位と実際の順位をプロットすると下図のようになりました。ランキング順位＝実際の順位の線を中心に分布していますが、一次回帰を求めると傾きはやや緩くなり、比較的下位の選手の方がよいパフォーマンスを示したケースが多い傾向にありました。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-4529d70a2716906a41c61fa5ddb841b6.png" alt="" /></p><p>今回もこれと同じことをしてみました。上図と比べるとあまり散布図らしくない図になってしまいました。これはランキング順位がすべて10位以内であり、実際の成績もほぼ10位以内と言ってもよいほど出場選手が少ないことが要因です。そのためか、上図と比べるとランキング順位＝実際の順位の線からの乖離幅が小さくなっています。つまりランキング順位と実際の順位は概ね一致する場合が多いということです。回帰線を求めるとおおよそ、実際の順位＝ランキング順位+1となりました。つまり平均的には、平均的にはランキング順位が３位であれば実際の順位が４位となるということを意味しています。もちろんこれは平均とすればという話で、実際には、ランキングを上回ってよい成績を示した選手は大勢いるわけであり、本記事ではそうした選手をご紹介し健闘を称えたいというのが趣旨なのです。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-c5a5f72847ab843fda5dd47c7e547d05.png" alt="" /></p><p>ランキング順位＝実際の順位よりも上にプロットされた選手の中で、金メダルについては、男子マラソンの山下選手がランキング5位から、女子の棒高跳の諸田選手、100MHの福部選手がランキング2位からそれぞれ獲得しています。銀メダルについては、<span style="font-size: 1rem;">男子三段跳の宮尾選手がランキング7位から、400MHの後藤選手がランキング4位から、ハンマー投の福田選手がランキング3位から、女子七種競技の梶木選手がランキング6位から、10000Hの田中希美選手がランキング4位からそれぞれ獲得しています。</span></p><p>しかし、別な見方をするとランキング1位でそのまま実際の順位も1位だった選手の方が立派という見方もあります。そうした選手も6人おりグラフ下の中央に書き出しておきました。男子800Mの落合選手、1500Mの飯澤選手、3000M障害の三浦選手、マラソン競歩の勝木選手、十種競技の丸山選手、女子七種競技の田中友梨選手です。まさに横綱相撲での優勝といえるでしょう。</p><p>男女を比べるとランキング順位より実際の成績がよかった選手、同じ選手の割合が女子の方が男子よりも多いようで、比較すると女子の方が全般的には健闘した選手が多かったのではないかと思われます。ただし、1種目あたりの出場選手数も影響しますので、厳密にはさらに検討を要する事項です。</p><p>個々の選手、種目について、ランキング順位と実際の成績の関係を一覧表で示します。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-338c9b0c3ec1842c6554c97e4a863c57.png" alt="" /></p><p>男子選手では、「ランキング順位よりも実際の順位が良かったが」が6、<span style="color: black; font-family: 游ゴシック; font-size: 12pt; font-weight: bold;"> 「</span>ランク順位と成績が同じ」が9，「<span style="font-size: 1rem;">ランク順位+1が成績と同じ」が9、「</span>ランク順位+1よりも成績が下」が11でした。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-953da176225bc86fa99f1513ecca9ff2.png" alt="" /></p><p>女子選手では、「ランキング順位よりも実際の順位が良かったが」が12、<span style="color: black; font-family: 游ゴシック; font-size: 12pt; font-weight: bold;">&#160;「</span>ランク順位と成績が同じ」が9，「<span style="font-size: 1rem;">ランク順位+1が成績と同じ」が8、「</span>ランク順位+1よりも成績が下」が7でした。</p><div>最後にこの大会で自己ベストを更新した選手4名をご紹介します。男子400MHの後藤選手、3000M障害の青木選手、三段跳の宮尾選手、女子棒高跳の諸田選手です。この4人は大舞台でそれまでの自分の記録を更新したわけで文句なく大健闘と言ってよいと思います。自己ベストを更新した選手は必然的に、ランキング順位よりも実際の順位が高くなる可能性が高くなり、事実ほぼその通りになっています。</div><div>　　　</div><div></div><p>生憎天候に恵まれない大会でしたが、降りしきる雨の中力を限り戦ったすべての選手に賛辞を送りたいと思います。</p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91242/">
<title>9月の気温と降水量・・降水量については地域差大</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91242/</link>
<description>9月の主要10都市の気温と降水量を調べました。ここ2年ほど9月は完全に夏の延長でしたが、今年は長雨に象徴されるように天候が不順とも言える状況でした。各都市の日毎平均気温と平年値の推移をご覧ください。図中の数字は日毎平均気温とその平年値の月平均です。9月の平年値との差は東京の-0.63℃と鹿児島の+1.09℃の1.72℃の中にすべて収まりました。気温としてはほぼ平年並みとも言えます。 9月については、東京の日毎平均気温の動きがとても大きく振れていますが、これは記録的な連続降雨のためです。振れ幅という観点では、これら東日本５都市の方が、次の西日本5都市よりも大きくなっています。 日毎最高気温、日毎最低気温とそれぞれの平年値との差についても上記の日毎平均気温とその平年値との差の傾向と同様で、東京が最も平年値との差が小さく、西へいくほど差が大きくなる傾向にあります。日毎平均気温、最高気温、最低気温が平年値を超えた日数についても同様な傾向にあります。 その傾向は、月間の降水量にも現れています。下左図は主要10都市の9月の降水量と平年値、そして平年値に対する倍率を示したものです。全国の中で東京、名古屋の降水量が突出して多かったことがわかります。東京で平年の3倍、名古屋で2.3倍の雨がふりました。 さらに下右図は、千葉県と中心とする南関東における各地の9月の降水量と平年値、そして平年値に対する倍率を示したものです。いずれのグラフでも東京の降水量を黄色の縦棒で表現しています。 千葉県の各地では、8月に続き9月においても大変な雨量となったことがわかります。埼玉や茨城も調べましたが、やはり千葉の方が多い雨量でした。千葉県では月間雨量として平年の3倍から4倍の雨が降ったわけですが、問題はやはり短時間に多くの雨が降ることであり、先日検証したように1時間あたりの雨量が60ｍｍを超えた場合には浸水に至るようでした。 最後に2024年5月以降の10都市の日毎（平均、最高、最低）気温とそれら平年値の差の全体平均の推移を示します。このまま推移すれば、今年は過去2年に比べて酷暑が短く終わりそうです。しかしそれはそれとして天候不順により農作物に影響がでることが心配されます。 この29カ月間で、平均、最高、最低の3つとも平年値を下回ったのは2回しかありません。この9月は全体の日毎最高気温と平年値の差がマイナスとなった3回目の月となりました。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-02T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179083001009842700" class="cms-content-parts-sin179083001009855600"><p>9月の主要10都市の気温と降水量を調べました。ここ2年ほど9月は完全に夏の延長でしたが、今年は長雨に象徴されるように天候が不順とも言える状況でした。各都市の日毎平均気温と平年値の推移をご覧ください。図中の数字は日毎平均気温とその平年値の月平均です。9月の平年値との差は東京の-0.63℃と鹿児島の+1.09℃の1.72℃の中にすべて収まりました。気温としてはほぼ平年並みとも言えます。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-4824a9e4037a410ec39990ca5f720fd8.png" alt="" /></p> <p>9月については、東京の日毎平均気温の動きがとても大きく振れていますが、これは記録的な連続降雨のためです。振れ幅という観点では、これら東日本５都市の方が、次の西日本5都市よりも大きくなっています。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-f2b52b1d797bf1c27c6abce55434e74f.png" alt="" /></p> <p>日毎最高気温、日毎最低気温とそれぞれの平年値との差についても上記の日毎平均気温とその平年値との差の傾向と同様で、東京が最も平年値との差が小さく、西へいくほど差が大きくなる傾向にあります。日毎平均気温、最高気温、最低気温が平年値を超えた日数についても同様な傾向にあります。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-f5b306138dee5400e454dafdf9513180.png" alt="" /></p> <p>その傾向は、月間の降水量にも現れています。下左図は主要10都市の9月の降水量と平年値、そして平年値に対する倍率を示したものです。全国の中で東京、名古屋の降水量が突出して多かったことがわかります。東京で平年の3倍、名古屋で2.3倍の雨がふりました。</p> <p>さらに下右図は、千葉県と中心とする南関東における各地の9月の降水量と平年値、そして平年値に対する倍率を示したものです。いずれのグラフでも東京の降水量を黄色の縦棒で表現しています。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-8d2e4eb90c979078ab3819fb101e1398.png" alt="" /></p> <p>千葉県の各地では、8月に続き9月においても大変な雨量となったことがわかります。埼玉や茨城も調べましたが、やはり千葉の方が多い雨量でした。千葉県では月間雨量として平年の3倍から4倍の雨が降ったわけですが、問題はやはり短時間に多くの雨が降ることであり、先日検証したように1時間あたりの雨量が60ｍｍを超えた場合には浸水に至るようでした。</p> <p>最後に2024年5月以降の10都市の日毎（平均、最高、最低）気温とそれら平年値の差の全体平均の推移を示します。このまま推移すれば、今年は過去2年に比べて酷暑が短く終わりそうです。しかしそれはそれとして天候不順により農作物に影響がでることが心配されます。</p> <p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-5b28d51ef12c51dcde5eb46cf0e4a7fc.png" alt="" /></p> <p>この29カ月間で、平均、最高、最低の3つとも平年値を下回ったのは2回しかありません。この9月は全体の日毎最高気温と平年値の差がマイナスとなった3回目の月となりました。</p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/10/91241/">
<title>令和8年8月度経産省速報による塗料および塗料原料の生産・出荷・在庫動向</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/10/91241/</link>
<description>9月30日に経産省から8月度の生産動態統計調査と石油統計の速報が出されました。日塗工速報に掲載されていないナフサ、塗料原料、塗料主要品目の生産、販売、在庫状況をお知らせします。ナフサの供給動向です。石油統計速報から引用しています。8月のナフサの供給は前年同月比で比べると国内生産が104.5％、輸入が77.8％、供給全体で87.4％、払い出しでが、国内販売101.2％、払い出し全体で94.4％、月末在庫が91.5％とまず前年並みの供給/販売状況でした。前年の月平均比でも同様な結果でした。下右図のナフサの供給としては、まだ少し昨年とい比べて輸入が少ない気がしますが、政府の供給計画である2024年の85％程度という線には載っていると思われます。次に石油化学製品について3月以降の推移についてみますと、こちらも3月・4月の生産、出荷の数量不足と在庫の減少から、5月・6月と改善されて行き、7月・8月では、在庫も平常時に戻り、生産、出荷とも落ち着いてきた様子が窺えます。エチレン、プロピレン、生産、出荷も昨年レベルに戻りました。トルエンについては、生産数量は前年にかなり近づきいたものの、出荷はまだ低目です。キシレンについては、生産がまだ戻り切れず、逆に出荷は前年並みに戻ったように見えます。基礎化学品については、在庫も前年水準を超えたものが多く、今後生産が少し減速気味になるかもしれません。塗料の主要品目の今年3月以降の生産、出荷、在庫状況です。こちらも上で述べた基礎化学品、塗料原料と同じ傾向にあります。すなわち3月・4月は生産と出荷が前年同月比100％を超え、在庫が減少しました。こうした状態が5月まで続きましたが、6月では生産が継続して増産されたものの出荷が落ち着き、その結果在庫が増え始めました。7月・8月は生産も落ち着き、出荷が生産を下回るようになり、在庫が本来あるべき量まで戻りました。下の主要塗料品目では、3月以降概ねこうした経過を辿ってきていることが確認できると思います。8月は夏季の休業期間があり、数量そのものでは大きく減少しているように見えますが、前年比ではさほど大きな落ち込みではないことはここのところ当ブログの記事で申し上げているところです。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-10-01T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179074505487149900" class="cms-content-parts-sin179074505487160500"><p>9月30日に経産省から8月度の生産動態統計調査と石油統計の速報が出されました。日塗工速報に掲載されていないナフサ、塗料原料、塗料主要品目の生産、販売、在庫状況をお知らせします。</p><p>ナフサの供給動向です。石油統計速報から引用しています。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-ec084ff0f61b272b9152a713c277896b.png" alt="" /></p><p>8月のナフサの供給は前年同月比で比べると<span style="font-size: 1rem;">国内生産が</span><span style="font-size: 1rem;">104.5％、輸入が77.8％、供給全体で87.4％、払い出しでが、国内販売101.2％、払い出し全体で94.4％、月末在庫が91.5％とまず前年並みの供給/販売状況でした。前年の月平均比でも同様な結果でした。下右図のナフサの供給としては、まだ少し昨年とい比べて輸入が少ない気がしますが、政府の供給計画である2024年の85％程度という線には載っていると思われます。</span></p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-383ca05270a93bd4a1904f2faf6e2de7.png" alt="" /></p><p>次に石油化学製品について3月以降の推移についてみますと、こちらも3月・4月の生産、出荷の数量不足と在庫の減少から、5月・6月と改善されて行き、7月・8月では、在庫も平常時に戻り、生産、出荷とも落ち着いてきた様子が窺えます。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-dc9171b795628044dd56c5a9b0f05535.png" alt="" /></p><p>エチレン、プロピレン、生産、出荷も昨年レベルに戻りました。トルエンについては、生産数量は前年にかなり近づきいたものの、出荷はまだ低目です。キシレンについては、生産がまだ戻り切れず、逆に出荷は前年並みに戻ったように見えます。基礎化学品については、在庫も前年水準を超えたものが多く、今後生産が少し減速気味になるかもしれません。</p><p>塗料の主要品目の今年3月以降の生産、出荷、在庫状況です。こちらも上で述べた基礎化学品、塗料原料と同じ傾向にあります。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-0cf585b60cc1c51cc4bbf9f5802c3615.png" alt="" /></p><p>すなわち3月・4月は生産と出荷が前年同月比100％を超え、在庫が減少しました。こうした状態が5月まで続きましたが、6月では生産が継続して増産されたものの出荷が落ち着き、その結果在庫が増え始めました。7月・8月は生産も落ち着き、出荷が生産を下回るようになり、在庫が本来あるべき量まで戻りました。</p><p>下の主要塗料品目では、3月以降概ねこうした経過を辿ってきていることが確認できると思います。8月は夏季の休業期間があり、数量そのものでは大きく減少しているように見えますが、前年比ではさほど大きな落ち込みではないことはここのところ当ブログの記事で申し上げているところです。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-778285faa5e7548b9f1c51e90ea365b3.png" alt="" /></p></div>
]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="https://kantoko.com/blog/2026/09/91240/">
<title>8月の自動車生産・・前年比は平年並みだが台数は減少</title>
<link>https://kantoko.com/blog/2026/09/91240/</link>
<description>昨日、日系自動車メーカー8社から8月の生産台数の発表がありました。この8月は日系メーカーの自動車生産において、1月（正月休み）、5月（連休）とならび1年のうちで生産台数が減少する3か月のひとつであり、各社とも比較的長期の夏休み（お盆やすみ）をとり休業します。従って台数は減少しますが、こうした長期休業は毎年のことなので、前年同月比はいつも通り、生産台数変動における指標として使用することができると考えられます。前置きはこのくらいにして、前年同月比および前々年同月比のグラフからご覧ください。前年同月比において今回は少しこれまでの数カ月とは異なった様相でした。トヨタ、ホンダ、ダイハツが国内、世界とも前年割れとなり、今年ここまで苦しんできたスバル、三菱が前年超えとなりました。この状況の解釈としては、やはり夏休みの影響が大きく、あくまで参考程度とし、9月の結果を見てから判断ということになります。一方、前々年比の方ですが、そもそもこれを計算するようになったのはコロナ禍の2年目である2021年からです。コロナ禍の大きな落ち込みからどれだけ回復したのかを示すのは、前年比だけでは不十分であるとの理由で始めたのですが、このごろではあまり意味が薄れてきましたので、そろそろやめてもよいかと思っています。8月の生産台数と過去6年の月平均との比較図です。これも冒頭述べたように、夏休みの影響で軒並み低調な採算台数となっており、ほぼずべてのケースで過去6年に月平均をすべて下回っています。ただし、唯一スズキの世界生産だけは8月の生産台数が過去6年の月平均を上回りました。これは、スズキの場合には世界生産の多くをインドの現地法人が占めておりその生産台数が好調であったことが要因です。各社の2024年1月以降の生産台数の推移を示します。赤い三角は各年の8月を示しており、国内生産においては毎年生産台数が落ち込みむことが示されています。この3社とも4月以降国内はともかく、世界生産は前年割れが多くなっています。この1年生産台数前年比が低迷していたスバルが8月は国内、世界とも前年越えとなりましたが台数そのものは例年の8月のように落ちこんでいます。最後の星取表を示しますが、8月については前述のように台数が落ち込んでいますので、あくまで参考です。なお、過去のデータに一部誤りがありましたので今回から訂正しております。</description>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:subject></dc:subject>
<dc:date>2026-09-30T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div id="cms-editor-minieditor-sin179072402543887100" class="cms-content-parts-sin179072402543894200"><p>昨日、日系自動車メーカー8社から8月の生産台数の発表がありました。この8月は日系メーカーの自動車生産において、1月（正月休み）、5月（連休）とならび1年のうちで生産台数が減少する3か月のひとつであり、各社とも比較的長期の夏休み（お盆やすみ）をとり休業します。従って台数は減少しますが、こうした長期休業は毎年のことなので、前年同月比はいつも通り、生産台数変動における指標として使用することができると考えられます。</p><p>前置きはこのくらいにして、前年同月比および前々年同月比のグラフからご覧ください。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-6a867feec8123cf5658080d62c1b053d.png" alt="" /></p><p>前年同月比において今回は少しこれまでの数カ月とは異なった様相でした。トヨタ、ホンダ、ダイハツが国内、世界とも前年割れとなり、今年ここまで苦しんできたスバル、三菱が前年超えとなりました。この状況の解釈としては、やはり夏休みの影響が大きく、あくまで参考程度とし、9月の結果を見てから判断ということになります。</p><p>一方、前々年比の方ですが、そもそもこれを計算するようになったのはコロナ禍の2年目である2021年からです。コロナ禍の大きな落ち込みからどれだけ回復したのかを示すのは、前年比だけでは不十分であるとの理由で始めたのですが、このごろではあまり意味が薄れてきましたので、そろそろやめてもよいかと思っています。</p><p>8月の生産台数と過去6年の月平均との比較図です。これも冒頭述べたように、夏休みの影響で軒並み低調な採算台数となっており、ほぼずべてのケースで過去6年に月平均をすべて下回っています。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-4410febfb9498b827db5dcbec6ed6c9f.png" alt="" /></p><p>ただし、唯一スズキの世界生産だけは8月の生産台数が過去6年の月平均を上回りました。これは、スズキの場合には世界生産の多くをインドの現地法人が占めておりその生産台数が好調であったことが要因です。</p><p>各社の2024年1月以降の生産台数の推移を示します。赤い三角は各年の8月を示しており、国内生産においては毎年生産台数が落ち込みむことが示されています。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-e31317d3cdc7873bea3e12986a273e4d.png" alt="" /></p><p>この3社とも<span style="font-size: 1rem;">4月以降国内はともかく、</span><span style="font-size: 1rem;">世界生産は前年割れが多くなっています。</span></p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-ef3aed9a8d28b428958e83ff9578ab62.png" alt="" /></p><p>この1年生産台数前年比が低迷していたスバルが8月は国内、世界とも前年越えとなりましたが台数そのものは例年の8月のように落ちこんでいます。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-01c178e6f49e71fd87dfe1fec68edea0.png" alt="" /></p><p>最後の星取表を示しますが、8月については前述のように台数が落ち込んでいますので、あくまで参考です。</p><p><img src="https://kanlrgg7.ssw52.secure-cms.net/images/image-c588a11f76aefe0f20dc09d03e265556.png" alt="" /></p><p>なお、過去のデータに一部誤りがありましたので今回から訂正しております。</p></div>
]]></content:encoded>
</item>

</rdf:RDF>
