かんとこうブログ
2020.06.19
日塗工業況観測アンケート5月の調査結果
本日日塗工より、掲題の調査結果を受領しました。すでに組合員各位にはFAXで送付しておりますが、ここでは、それらの数値をもとに、この何か月かの業況の推移をリーマンショック時と比較した結果をご紹介したいと思います。
リーマン時と比較する前に、このところの需要分野別の業況の推移を確認しておきたいと思います。
6月の見通しについては、金額で81.0%、数量で81.3%とやや持ち直す見通しが出ているものの、前年比を大幅に下回る状況には変わりなく、以前として需要動向は楽観視できません。
次にリーマンショックとの比較をします。いつを起点にするかが難しいのですが、リーマンショックはリーマンブラザースが破綻した2008年9月を起点とし、今回のコロナ禍は日本に初の感染者が発生した2020年1月を起点としました。起点の前8か月、後16ヶ月の推移していこうと考えています。コロナの場合まだ起点から4ケ月の時点に過ぎませんが、傾向はつかめるのでないかと考えています。