かんとこうブログ

昨日日本の2020年度のGDP成長率をご紹介しましたが、世界はどうなっているのか調べてみました。残念ながら日本の会計年度が特殊であるためデータとしては2020年（1月－12月）しかありませんでした。世界経済のネタ帳というサイトに掲載されているIMFのデータを示します。全部で192か国が載っていますが、独断と偏見で選択しました。

地域別に色分けしてありますが、全般的にはアジアが比較的良好で、ヨーロッパが低迷という印象になります。日本の数値は、2020年度の-4.6と大差のない数字でした。因みに世界の最下位はリビアで-59.7％、ブービーはマカオで-56.3％というとんでもない数字でした。この表をグラフ化したものが下図です。

これだけ見ると日本も悪くないように感じますが、ワクチン接種の遅れから経済回復の遅れが懸念されています。2021年という区切りでみればもう少しで折り返しになります。やはりワクチンの早期接種がぜひとも必要に思えます。