少し遅くなってしまいましたが、7月1日に発表された日銀短観について、いつものような視点からお伝えしようと思います。今回の日銀短観は6月半ばの時点での調査結果でした。マスコミのつけた見出しは、いつもながら大企業の判断が主体であり、「5四半期連続の改善」、「全体としては改善だが製造業では後退」「製造業は横ばい、非製造業は改善」などという調子でした。報告のなかからいくつか図を選んでご紹介します。
最後にこれまでずっと続けてきた中小企業における業種別DIの推移をリーマンショック時と比較して示します。早くも起点から2年半が過ぎてしまいました。