かんとこうブログ
2022.07.08
オレゴンへの道 その3・・追加代表選手発表
7月7日に日本陸上競技連盟から、追加代表選手5名が発表され、最終的な代表選手が決まりました。
標準記録や日本選手権含めさまざまな基準で選ばれた内定選手、先日の世界ランキングにより世界陸連から認められた選手に続き、最終的に追加された今回の5選手と3段階で選出されたわけですが、今回の追加発表について補足で経緯を説明したいと思います。
今回の追加発表の5選手は、一言で言えば「世界ランキングによって資格を得た選手が出場しないなどによりエントリー枠に余裕ができたため、ランキングの上位者が繰り上がって資格を得た選手」ということです。
https://www.worldathletics.org/stats-zone/road-to/7137279?eventId=10229612
具体的に例を挙げて説明すると、男子200Mの飯塚選手の場合、世界ランキングは59番目で、エントリー枠(ターゲットNo.)である56から漏れてしまいましたが、資格を得た選手の中で3人以上エントリーしなかった選手が出たので繰り上がったということです。
伊藤選手や岸本選手、吉村選手は、ランキング順位としては次点だったわけで、この時点でほぼ出場できるとを予想していたのではないでしょうか?世界選手権は7月14日から始まります。渡航やコンディション調整など間に合うのか心配になりますが、おそらく6月29日の時点で繰り上げ出場になることは予想しており、準備をしていたと思われます。
今回の発表で話題になったのは田中希実選手で、すでに出場権を得ていた1500Mと5000Mに加え3種目目の出場権を得たことになり、全部決勝まで進めば最大8レース走ることになると報道されています。
期待の重圧を跳ね返し、もてる力を十二分に発揮してもらえたらと願います。
日本代表全選手のリストです。
https://www.jaaf.or.jp/files/competition/document/1656-6.pdf