かんとこうブログ
2023.07.15
合歓の木とインドの物語
先日予告した中畑さんのブログからの転載でご紹介します。中畑さんが以前に書かれていたブログの内容をそのまま以下に掲載いたします。説明はいたしませんので、じっくりとお読みください。
鈴川の川辺に、一本の合歓の木が花をつけていました。
繊細なこの花は・・・
実のところ、おしべの集まりなんだそうで・・
夜には葉を閉じる合歓の木は、マメ科なので、豆ができるらしいです。
でも、そんなことはともかく、
この「花」は独特の美しさがあります。
こんな花はほかにはないと思っていました。
だから、
こんな夕暮れ風景の、
ムンバイ(ボンベイ)の海岸通りのマリンドライブで
足元に落ちているこの花を見つけたときには
合歓の木を探しました。
ですが、あるのはこんな木だけ。
不思議なことです。
えっ~??
シェービングブラシツリー、というらしいです。
どうみたって、そっくりさんでしょ☆
いかがでしたか、詩情あふれる一連の写真が素敵でした。
ここからは、中畑さんからの追加情報です。このインドにある合歓の花に似た花をつける木は、「ゴバンノアシ」という名前だそうです。以下ウイキペディアの「ゴバンノアシ」に関する説明です。インド洋から太平洋の熱帯地域に生育しているので、東南アジアにもあります。今日ご紹介した中畑さんのブログを読んで、シンガポールで見つけましたと連絡してくれた人がいたそうです。思うことは同じだったようです。
「サガリバナ科の常緑高木。果実は4稜があり、碁盤の脚に似ているのでこの名がついた。
インド洋から太平洋の熱帯地域の海岸やマングローブに生育する。日本では八重山諸島にわずかに自生する。花は総状花序につき上向きに咲く(同属のサガリバナは名の通り下向き)。花弁は白く、雄蕊が赤く多数あって目立つ。果実は種子を1個含み、海水に浮いて遠くへ散布される。日本本土でも海岸に漂着物として見られることがある。」
日本の海岸にも漂流物として漂着することがあるそうですので、もし海岸で見つけたらこの話を思い出してもらえればと思います。