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かんとこうブログ

2024.07.16

経産省確報5月の結果・・単価上下相半ば

先週金曜日に、日塗工から経産省確報5月度を受領しました。組合員の皆様にはFAXでお知らせいたしますが、例月のように若干のデータを補足としてご紹介したいと思います。

まずは、出荷数量と出荷金額です。日塗工のデータをお借りしています。2023年度は過去5年間と比較して数量は最低レベル、金額は最高レベルでした。2024年に入り少し軟調気味で3月がかなりおちこみましたが、4月・5月と見る限りまずまずの推移と思われます。

以下主要な塗料の品種別単価指数(2021年=100)の推移を示します。

アクリル樹脂(常乾)がアップ、アミノアルキド、アクリル樹脂(焼付)エポキシがダウンでした。

エマルション、水系合計がアップ、溶剤系合計は前月と同じ、ウレタンがダウンでした。

その他塗料がダウンでそれ以外はアップとなりました。ここまで主要12品目(分類)の中でアップが6,ダウンが5,変わらずが1となりました。

原油、ナフサ、石油製品の価格指数は5月度は原油微増、ナフサがアップでした。ガソリン、灯油も変わらずでした。

2021年1月以降の指数値および単価(円/Kg)の上昇幅を下表、下図に示します。

指数値で見ると上昇幅の大きい順にシンナー>アミノアルキド樹脂塗料=エマルション塗料>エポキシ樹脂塗料>その他塗料>粉体塗料でした。金額では、アミノアルキド樹脂塗料>粉体塗料>その他塗料>ウレタン樹脂塗料=アクリル樹脂塗料(常乾)>同(焼付)の順となりました。ひところに比べると大きな動きはありませんが、単価は小刻みに動いています。

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