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かんとこうブログ

2025.02.17

2025年3月期第3四半期 上場塗料会社の決算

日本ペイントホールディングスの決算が発表され、上場会社の昨年12月までの決算が出そろいましたので、本日は日本ペイントホールディングスを除く各社、明日は日本ペイントホールディングスの決算内容をご紹介したいと思います。(今朝の段階で菊水化学工業の決算発表が確認できていませんでしたので、同社の決算を空欄のままで本記事を掲載しておりました。先ほど確認いたしましたのでここに訂正してお詫びいたします。)

第3四半期決算の概要を一覧表で示します。売上は菊水化学工業を除き全社とも前年比プラスとなりました。営業利益では関西ペイントとイサム塗料が前年比マイナスですが、これまでの数年の中では穏やかな決算状況だと思います。神東塗料も営業利益、経常利益、純利益すべてが黒字になりました。関西ペイントの純利益が前年比を大きく下回った理由は、前年度に300億円以上計上されていた有価証券売却益が今年度はほぼなくなったことによるようです。

下右図は売上と営業利益を対数軸で表したものです。

続いて各社のセグメント情報と営業利益率のグラフを示します。

セグメント情報については単に売上の前年比だけを載せていますが、営業利益も掲載されていますので、年度末にはもう少し詳しく載せたいと思っています。営業利益率ではエスケー化研、中国塗料が二桁超えとなりました。

毎回載せている売上と営業利益前年比のマトリックスです。

中国塗料と菊水化学工業を除き売上の列は全社0~+10%の範囲に入りました。営業利益の前年比増減も+/-20%以内に収まっており、コロナ禍による混乱/原料高騰なども落ち着き平静化しているようです。明日は14日に発表された日本ペイントホールディングスの決算内容をご紹介します。

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