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かんとこうブログ

2022.03.21

桜の開花・・2022年の開花式の的中度

3月14日に2022年の桜の開花予想を掲載しましたが、昨日(3月20日)東京靖国神社の標本木において5輪以上が開花し開花宣言がなされました。今年は最も開花の早かった昨年に比べると遅い開花となりましたが、先日ご紹介した開花式の的中度がどうだったのか見てみたいと思います。先日の予想は以下の通りです。これだけ見ると②の2月4日から数えて日平均気温の合計が360を超えた日が的中となるよう見えますが、この時点ではまだ3月13日以降の気温が予測値でしたので、検証としては実際の気温を入れて確認する必要があります。

①2月1日を基準日とし日平均気温の合計が400を超えた日 ⇒ 3月23日

②2月4日を基準日とし日平均気温の合計が360を超えた日 ⇒ 3月20日

③2月1日を基準日とし日最高気温の合計が600を超えた日 ⇒ 3月19日

④魔法式exp(Ea*(T-Ts))/(R*T*Ts)の合計が23.8を超えた日 ⇒ 3月19日

実際の気温を入れて計算した結果は以下の表のようになります。

実際の数字を入れて計算すると書きましたが、3月20日までの数値を入れて計算した結果、開花予想日を確定できたのは、③と④の方法だけでした。①と②の日平均気温を累計する方法は、まだ目標値に到達しませんでした。この先の予想値を入れて計算すると①が3月25日、②が3月23日となりました。まとめると以下のようになります。

①2月1日を基準日とし日平均気温の合計が400を超えた日 ⇒ 3月25日

②2月4日を基準日とし日平均気温の合計が360を超えた日 ⇒ 3月23日

③2月1日を基準日とし日最高気温の合計が600を超えた日 ⇒ 3月19日

④魔法式exp(Ea*(T-Ts))/(R*T*Ts)の合計が23.8を超えた日 ⇒ 3月21日

実際の開花日が3月20日ですので、③と④が一日違いでほぼ的中、①と②は今年は外れという評価になるでしょうか?最も惜しかったのは④の魔法式で、3月20日の時点で累計値が23.6859でした。目標値である23.8に極めて近い値でしたので、ほぼ的中と言ってもよいのではないかと思います。

今年はそれぞれの方法でかなり差が出ました。そこで、同じように日平均気温を使って予測している①②④でどうしてこのように差がでるのかを説明したいと思います。

この理由を説明するために、下の図を作成してみました。これは一度掲載したことがあるのですが、1日の日平均気温の数値が、目標値に対してどの程度の割合を占めるかというグラフです。

一目してわかるように、日平均気温の目標値への寄与割合は少しずつ異なっています。要約すると以下のようになります。

①魔法式は、同じ2月1日の基準日で比較すると、1日あたりの日平均気温の目標値に対する寄与が、5℃以下および10℃以上で、単純な日平均気温の累計よりも大きい。

②また、同じ日平均気温の単純累計どうしを比較すると、基準日を2月4日とした場合の方が5℃以上の場合に同じ平均気温でも目標値に対する寄与が大きくなる。

表中に色付けしていますが、今年は2月が寒く、日平均気温が5℃に満たない日がかなりありました。また、逆に3月中旬以降は暖かい日が多くありました。こうした日々において魔法式と単純累計の差が生じたものと思われます。さすが魔法式です。

最後に各社から出されていた開花予想をもう一度ご紹介して終わります。

東京の開花予想で最も早いのがウエザーニュースの3月18日、ついでウエザーマップの3月19日、日本気象株式会社の3月21日と続き、最も遅いのが日本気象協会の3月23日でした。残念ながらこの中に的中はありませんでした。それだけ予想が難しい年であったということかもしれません。

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