かんとこうブログ
2026.09.16
経産省確報7月度調査結果による塗料原材料単価情報
経産省確報の7月度調査結果による塗料原材料の単価情報です。その前に気になる塗料原材料の生産数量の推移をご紹介します。
最初は溶剤です。トルエンが依然低調である以外はまずまずの生産状況ではないかと思われます。

次は樹脂材料です。

樹脂原料は、全般に順調に生産されているようです。続いて顔料です。

顔料は石油依存度が低いためか、順調な生産が継続されているように見えます。唯一石油依存度の高いカーボンブラックも順調です。最後は樹脂です。

メタクリル酸樹脂の生産がなかなか上がってきませんが、モノマー生産が回復してきているので、樹脂生産も戻ってくるのではないかと期待しています。
以下は単価情報です。全般に3月以降の変動が大きかったため、それの反動と思われる値動きが多く見られます。




今月は前月比で価格上昇が11品目、価格低下が9品目と相半ばしました。まだ落ち着くまでには時間を要するのではと思われます。それにしてもまた原油が100$を超えました。いつになれば中東からの供給が安定化するのか先が見えません。
最後は2021年1月=100とした単価指数です。今年の始めまでは全体の平均が150近辺で安定していました。ここ2カ月ほどは170近辺です。5年間で50上がった指数が、5カ月で20上がりました。影響は小さくありません。
